あなた「こ、こ…ん…ちゃ…ん…?」
一同「!!!!!」
玉藻前「あなた…。そうじゃ…。こんちゃんじゃよ。」
夏油「チッ」
高専組「あなた!?」
あなた「こ、こんちゃん!?そ、そんなッ」
夏油「チッ。洗脳が解けた。帰るよ。真人。」
真人「え〜!まぁ、仕方ないか〜バイバーイあなたちゃーん!」
あなた「ご、ごめんなさいッごめんなさいッ
ごめんなさいッごめんなさいッ!!!!」
玉藻前「…あなた。…落ち着け。」
あなた「で、でも!こんちゃんッ
わ、私のせいでッごめんなさいッもう…」ポロポロポロポロ
玉藻前「…泣くな。あなた。妾はあなたに出会えて幸せじゃった。あなたは妾の大切な子じゃ。
そんな子を守れたのだから、後悔はしていない。」
あなた「こんちゃんッ…嫌だ!消えないで!嫌ッ!!!?」
玉藻前の体が光始めた。
玉藻前「そろそろお別れのようだ…。」
あなた「そんなッ」
玉藻前「あなた。妾をよく見ておくれ。
妾は苦しそうか?」
あなた「…苦しそうじゃ…ない…。」
玉藻前「そうじゃろう。あなたのおかげだ。
妾は呪霊じゃ。しかし、あなたは呪霊である妾を救ってくれた。
だから、妾は今とても幸せじゃよ。
愛する妾の愛娘。
お主は妾の知る限り、1番強く1番優しい人間じゃよ。
お主を大切に思っているのは妾だけではない。
もう1人では無いのだよ。
…長生きして、幸せに…なって…お…くれ…妾の…愛する…子………」
玉藻前の体は光に包まれ消えてしまった。
あなた「ッ。ありがとう。…お母さん。」
あなたはその場で崩れ落ち、声を上げて泣いた。
その光景を見て、数名が涙を流し、残りはただ呆然と立ち尽くしていた。
五条「…あなた。」
あなた「…」
五条「ッあなた!!!」ギュッ
高専組「あなた/あなたさん!!!」ギュッ
高専組があなたに抱きついた。
あなた「ッ!…ご、ごめんなさい。」ポロポロポロポロ
伏黒「あなたはッ!悪くない!」
釘崎「そうです!!あなたさんは悪くない!」
真希「私らこそ守ってやれなくて済まなかった。」
真依「あなたッ」
虎杖「あなたさん!!!ごめんなさい!!」
狗巻「ツナツナ!!」
あなた「どうして、皆が謝るのッ
私が悪いのにッ!ごめんなさい」ポロポロポロポロ
その後はひたすら全員泣き、抱き合った。
高専の皆があなたを強く抱きしめた。
「あなた!!!」
あなた「…皆。」
最後まであなたの味方をしてくれていた皆があなたに駆け寄った。
高専の皆同様あなたを強く抱きしめた。
宮侑「あなたッ!心配したんやで!!」
宮治「あなた!良かったッ」
角名「あなたッ戻ってきてくれてありがとう。」
北「あなた。大丈夫や。」
月島・山口「あなたさん。」
マネージャー達「あなたちゃん!!!」
佐久早「あなた…。」
古森「あなたちゃん!良かったッ」
菅原「あなたッ!大丈夫「ドカーンッ!!!!!」!?」
突然壁が崩れた。
一同「!?」
崩れた壁の先に居たのは、、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!