〜朝のHR終了〜
クラスメイト「東京から来たんよな!?芸能人会ったことある?」
クラスメイト「あなたちゃん美人やなぁ!」
クラスメイト「彼氏おるん?」
クラスメイト「部活入ると??」
クラスメイト「スタイルええなぁ!」
HR終わった途端、クラスメイトが私の席にやってきて質問攻めにあった。
あなた「えーっと、芸能人は数回しかないかな。
美人ってありがとうな!貴方は可愛い!!
彼氏はおらん。年齢=彼氏いない歴やから笑
部活はまだ決まってないよ!
スタイルは…筋トレの成果?」
その後も授業開始までずっと質問攻めにあった。
〜授業中〜
授業中紙が机に飛んできた。
紙「部活決まってないならバレー部来ない? By角名」
隣の角名くんからそう書かれた紙がきた。
あなた(バレー部か。見た感じ体育館が1番やばそうやしな…。見学行ってみるか!
紙「見学行ってみようかな。」っと。)
紙を渡すと、角名くんはニコッと笑った。
あなた(ねえ、コンちゃん)
玉藻前「どうした?あなた」
あなた(特級の気配が薄いね。)
玉藻前「気配を消しとるんやろな。普通やったら完全にわからんで。あなた強なったな。」
あなた(ほんと!?コンちゃんのおかげやな!ありがとう!)
玉藻前「あなたのためやからな。」
あなた(フフッ笑ありがとう!)
〜お昼〜
クラスメイト「紅月さん!お昼一緒に食べよ!」
角名「ごめんけど、今日俺らと食べるから。」
あなた・クラスメイト「えっ…」
あなた「いやいや、約束しとらんよね?」
角名「してないけど、部活の説明とかしたいし…」
クラスメイト「!?紅月さんバレー部入るん!?」
あなた「?見学に行こうかなって。」
クラスメイト「あのね「はい、お昼終わるから行こーねー。」」
角名くんは私の腕を引っ張り無理やり教室から連れ出した。
あなた「は!?え、ちょっ!ごめんね!また今度食べよ!!話は後で!」
○○「ん?角名誰連れてきとるん?」
あなた「ん?誰?」
角名「今日転校してきた子やん。治寝とったな?」
宮治「あ、そうなん。よろしゅうな転校生。
俺は宮治や。で、なんで連れてきたん?」
角名「マネージャーに勧誘した。」
宮治「え、大丈夫なん?」
角名「だって、紅月さん俺らにまったく興味しめさんかったから。」
宮治「へえ、珍しいなぁ。」
あなた「え、ちょっと。話についていけない。」
宮治「俺ら男子バレー部今マネージャーおらんねん。
選手目当てでキャーキャー喚く奴らばっかりやからさー。」
あなた「へー。大変ですね。」
角名「他人事やん笑」
あなた「うん。」
角名「オッホホホホホ笑最高だね、紅月さん」
あなた「角名くん良い笑い方しとるなぁ!!
あと、硬っ苦しいからあなたでいいよ!」
角名「いい笑い方とか初めて言われたわ笑」
宮治「あんた変わっとるなぁ笑」
あなた「え、そんなに?」
角名「うん笑
あなた面白い笑俺のことも倫太郎でいいよ。」
宮治「あ!じゃあ俺も治とかサムでええで!」
あなた「じゃあ倫とサムでいい?」
角名・宮治「「うん!」」
話ながら連れていかれたのは屋上だった。
○○「お!来た来た!」
??「おいっ!角名!誰連れてきとんねん!!」
角名「あ、マネージャー志望連れてきました。」
○○「マネージャーやて?」
宮治「はい。こいつ。」
あなた「いやいや、誰もなる言うてないやん。見学言うたやん。」
角名「え、なってくれんの?」
あなた「見学だけなー」
○○「は!?女とか仕事せんやん!いらんいらん!」
(カチン)
あなた「は?誰がそんなこと言うたか!仕事はちゃんとするわ!皆があんたの事好きやと思うなよ!?」
一同「…」
角名・宮治「…クスッ笑オッホホホホホ/…ッブ!アッハハハハ」
尾白「面白い子が来たなー笑俺は尾白アラン。3年や。」
あなた「あ、はい!紅月あなた。倫たちと同じクラスです!」
北「すまんなぁ。紅月さん。俺は北信介や。よろしゅう。」
あなた「よろしくお願いします!」ニコッ
一同((っ!?笑顔可愛すぎんか…))
「ピコンッ」
宮治「誰と連絡しよるんや?」
治が話しかけてきた。
あなた「前の学校の後輩!この子な!すっごい可愛くて凄い私の事慕ってくれるんよ!」ニカッ
宮治「っ///そうか、あなたを慕うなんて可哀想やな!」
あなた「おい!どういうことやねん!」
尾白「面白い子が来たね笑」
北「せやなぁ。ええ子や。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。