五条「…分かった。」
あなた「ありがとうございます。
では〜〜(話し中)」
伏黒side
30分程で2人が戻ってきた。
伏黒「あなた。」
あなた「ん?なに?恵。」
伏黒「…いや、やっぱりいい…。」
あなた「…。」
五条「ちょっと高専のみんなは集まってくれる?」
釘崎「なによ。」
真希「なんだ?」
高専全員が集まる。
五条「…あなたから話があるからよく聞いてね〜」
全員「…。」
あなた「…では、…いきなり本題に入りますね。」
あなた「…私は今日限りで高専を辞めます。」
全員「ッ…」
加茂「…だが、高専を辞めるとあなたは…」
真希「!そうだ!あなた!お前、上のやつらが何を仕掛けてくるかッ」
あなた「…そうですね。きっと刺客が来るでしょう。
ですが、このまま高専にいることもしたくありません。
…今は。」
全員「!」
パンダ「今はってことは、いつか戻ってくるってことか?」
あなた「その通りです。
五条先生の夢はご存知ですよね。」
全員「ああ。/はい。/うん。/しゃけ。」
あなた「今回の事でもそうでしたが、現在の呪術界はクソです。
そんな呪術界を変える。
五条先生と皆さんは表側から呪術界を、私は裏から呪術界を…
そして、理想の呪術界になり次第私は戻ってきます。」
真希「だが、かなりあなたが危険じゃねぇか。」
虎杖「確かに!あなたさんが凄く危ない!」
あなた「…大丈夫です。私は死にません。殺されるつもりなんてありませんから。
…それがコンちゃんの願いですし…」
全員「…」
侑side
さっき五条先生って人が呼びかけてからずっとなんや話し込みよる。
会話の内容が全然聞こえんわ。
パリンッ
なんかの割れるような音がしてから声が聞こえるようになった。
そして、
高専の全員が泣いとった。
侑「なんや?なにが起こったんや?」
すると、
侑「あなた!?」
あなたが九尾の姿になりおった。
治「え…あなた?」
角名「…あなた?どうしたの?」
あなた「…ツム、サム、倫。…皆、バレー頑張ってね。
応援してる。
…必ず皆護りますから。」
侑「何言うとんねん!あなたそばにいて見とればええやん!」
あなた「…ごめんね。でも、見てるから…。さよなら。」
そして、あなたは呪力のない俺らでも圧倒されてしまう存在感を出して、どこかに行ってしまった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。