_____朝
寮服に着替え、パーティー会場へ行く。
あなた『っ…はぁ……』
視線を感じる、本当に嫌で嫌で仕方ない。
??「庭の薔薇は赤く…うん、完璧な何でもない日のパーティーだ。」
げ、寮長だ。
女寮生達「はい!寮長♡」
寮長「そこの君!」
あなた『?!?!』
寮長「『はい寮長』は?ないのかい?」
あなた『は、はい寮長(棒)』
寮長「もっと気持ちを込められないのか?!」
あなた『す、すみません』
寮長「『はい、寮長』ともう1回言ってみろ!!」
あなた『はい、寮長!!!!((ヤケクソ』
寮長「よろしい。」
??「ちょっと~!今日リドルくん厳しくなぁい?そのぐらいいいじゃぁーん!」
リドル「ケイト?!い、いいじゃないか!気に入らないんだ!」
ケイト「ふぅーんリドルくんが気に入らない人…もしかして君?」
あなた『は、い、いや、あ、な、なんですか?』
ケイト「なになに~!緊張してんの~?よしよし、肩の力抜いて~♪」
あなた『い、言われなくても抜いてます。フゥー…』
??「ケイト~…あまり人に迷惑をかけるな」
ケイト「あ!トレイくんじゃーん♪」
トレイ「ったく…あ、すみません、うちのケイトが…」
あなた『?!あ、大丈夫です。』
女寮生「チッ…リドルくん達と喋りやがって…((ボソッ」
あなた『…すみません、帰ってもいいですか、?』
ハーツラビュル寮「え''」
ケイト「何で帰っちゃうの!」
リドル「ハーツラビュルの寮生だろ?!参加しないと首をはねてしまうよ?!」
トレイ「ちょ、リドル!君、首をはねられたら大変だ。魔法士の限り魔法を使えないのは苦痛だろ?」
女寮生「ねぇー!あなたさんってさぁ、気に入らない人を虐めたりしてる魔法使えない人でしょぉ?」
あなた『はい?何の冗談でしょうか?』
リドル「……本当なのか…?うちの寮生にそんな人がいたとは…」
女寮生「私達もやられたんですっ…グスッグスッ…」
あなた『は?ちょっ、やってないんですけど…』
女寮生1「嘘つきっ!私達が寮長に気に入られてるのが気に食わなくて殴ったり蹴ったりしてるのにっ…グスッ…」
女寮生「そーだよ!!」
ケイト「えぇー…まじぃ…?」
トレイ「やばいな…」
リドル「許せない…今すぐそいつをつまみ出せ!!!」
あなた『は?やってない…やってないです!!!』
女寮生2「嘘つけ!!これ…貴方が殴った後でしょっ?!」
みんなに自分でつくったと思われる痣をみせる
あなた『そんなの私が作る訳ないじゃないですか!!と言うか私は貴方と喋ったのはこれが初めてです!!!』
女寮生「そう言って逃れようとしないでっ!」
あなた『逃れようとなんかっ…』
リドル「いいかい?君…あなたと言うんだね?」
あなた『…そうですが……?』
リドル「首を跳ねてやる!!!!!」
あなた『は…?』
首をはねろ!!!!
リドル「オフ・ウィズ・ユアヘッド!!」
あなた『っ!!何この首輪…』
女寮生「グスッ…寮長っ…ありがとうございますっ、」
リドル「いいよ、それに君たち大丈夫かい?」
あなた『…………………』
本当に面倒くさい。
.
.
.
_____ねくすと.
__________________________________________________
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。