その寮長には
『 ナロは死んだよ。 』
とだけ。伝えられた。
あなた『ナロが………………?』
「殺されたんだよ、、、、あいつ、、すげぇ魔法使えたからさ、、、妬んだやつが沢山いて、、。」
あなた『そ、、それで、、、?』
「そいつらが協力しあって、、ナロを殺した」
あなた『なっっ、、、、、、、!』
このことを、親に言ったらどうなるだろう。
答えは決まっている。
私のせいにし、殴り、蹴る。それだけだ。
イデア「ヒッッ………………協力したのは、、、、誰がっっ、?」
あなた『分からないっ、、、』
あなた『でも、』
「全員は知らねーけど、、、1人は成績すげー良くて、、親がめちゃくちゃ厳しい、、
ハーツラビュルの寮長だった気がするぞ?」
【リドル・ローズハート】
そうだ、
きっとそうだ。
私を、地獄に追い込んだのは。
あの、寮長だ。
イデア「………ローズハート氏が、、、?」
イデア「あ、、、、でも、、確か、、転寮の話し合いの時…」
「ローズハート氏……………なんか、、言ってた気が、、、」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!