第2話

何だかおかしなこの世界
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2020/08/10 03:38
(アール)はぁ....。

ため息から始まったこの物語。
もう朝から、仕事に思いやられて元気が出ない。
っとまぁ、そんな事は一旦置いといて...

どうも!僕は、アールと言います。
普通の棒人間たちが暮らす、"[棒]人間界"に
住んでます。まぁ、いちいち[棒]なんて付けるの
めんどくさいだろうから、"人間界"って呼んだ方が
簡単かもしれないです!

僕は、13歳の女の子です。ツインテールで、片方が
黒色。もう片方が白色なんです。前髪は少し片目にかかってる感じですね。周りからはよく目が死んでるって言われますが...。ただ、少し目が虚ろなだけで...そんな心まで虚ろなわけじゃないですよ?!
やる事はしっかりやりますから!( *¯ ꒳¯*)
普段はパーカーと半ズボンですね。靴は紐靴。

よし、僕の見た目とかの話はここまでにして...。
僕、大事な事とかは始めにドン!と言っちゃうから言いますが...。
"僕はこの世界の代表者なんです"

....まぁ、プロローグ見てれば分かる!!
簡単に言うと、この世界は境界を跨いで行き来できるから、その権利を与えられた者って感じですかね?
僕はあんまりにもこの肩書きが重くて未だに慣れないのですが...( ̄▽ ̄;)

僕が何でこんなに若い年齢から、こんな代表なんてやってるかと言いますと、僕の一家は昔から他の世界へ行き来を繰り替えし、監視をする。世界を崩すような事があった場合には主犯に罰を下す。
っていう重大な役割をしてきたのです。だから、今はその役割が僕に回ってきたってわけなのです!

本当に、今はこれだけ豊かな暮らしに戻っても、まだ傷跡というのは深いんです。8年前くらいに戦争が終わったんですかね...。それまで、約5年間もの間に
"世界戦争"が起こったんです。その時に、僕の一つ前の代表者は命を落としてしまいました...。
でも今ではすっかり立ち直って、それぞれの世界どうしで復興の手伝いなどもしています。

それでも未だに喧嘩している世界もあるようで...。
僕はそこを特に重視して毎日のように世界を行き来して、監視を行っているわけです。1番の目的は、世界の平和ですね。平和がやはり1番です!

こんな不思議な世界で僕は1番の目的を、重大な役割を果たすために、とある3人と出会う事になるのです。

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