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2020/02/07

第4話

受験。
じんsideサイド
あぁ、緊張するな
今日は受験。
今までの成果を出す日。
そして、人生初の受験。
俺の志望校は、青空学園中等教育学校。
そう、中学受験するんだ。
そんで、俺極度きょくどの人見知りなんですよ。
だから、すごく緊張してるんだよ。
怖いんだ。
でも、時間がどんどん進んでいっちゃうんだよね。
じん、時間だよ
☆イニ☆
☆イニ☆
うん、行ってくる
でも、俺自身が受験をしたかったわけじゃない。
親が全部勝手に決めたことなんだ。
だってさ、まだ6年生なんだよ?
友達と遊びたいよ。
まだ子供なんだよ?
自由にさせてよ。
学校に行きたいんだよ?
なんで、休まなくちゃいけないの。
友達も受験しないんだよ?
どうして、俺だけなの。
まだまだやりたいことがある。
少しくらい、逆らってもいいじゃん。
そう思っていても、言葉に言い表せない。
どうしてだろう。親には言えない。
友達に応援してもらった。
けど、
だけど、
なんで?
色々な気持ちが混み上がってきた。
けど、気づいた時にはもう学校に着いていた。
ここまで来たら、もう逃げられない。
諦めようとしても、もう無理なんだ。
どんなことがあっても。
これで落ちちゃったら、親に合わせる顔がない。
そう思いながら、校門に入った。
学校には、たくさんの親子がいた。
その中で俺は1人。
周りの人は、
泣いていたり、
駄々をこねていたり、
笑っていたり、色々。
他の人に悟られないように、緊張していないふり。
そして、教室に入った。
周りは勉強していたり、お守りを握っていたり。
みんな真剣なんだな、って思った。
でも、1人気になる人がいた。
その子は真剣で、他の人とはどこか違う気がした。
俺は特にすることがなく、単語帳を見ていた。
結局、受験はあっという間に終わった。
あの子には、話しかけたかったけど、
やっぱり話しかけることは出来なくて。
もう一度会いたいな、なんて思っちゃった。
そんなこと、無理だと分かっているのに。
そんなことを思いながら、家に帰った。
親はいつものように仕事に行っていて。
いつも帰ったら、ゲームをするはずの俺はなぜか、
手が動かなくて。
頭の中からずっとずっとあの子が離れなかった。
じんsideサイド     endエンド