カフェオレを手にグクの元へと行った
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久しぶりにミンギュと家に帰っている
話すことなくてさっきから無言のままだ
目の前にはあなたが一人で歩いていた
ミンギュが走ってあなたのそばへ行った
こんな青春みたいなことを読者のように後ろから見る俺は一体何をしているんだろう
なぁ、俺も早くあなたのそばへ行けよ
そう思うのに、、足が動かない
俺が行くと邪魔しそうだったから
一人でボーとしていると
そう言われた
俺はやっぱり、、こいつらしかいないんだ
せっかく元通りになってきたのにこの関係を壊したくはない
壊さない為にも、、俺は
諦めるしかないんだ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。