始まりは…高2の夏?くらい高1からひょんな事で友人となったS。とO。学校からというよりはクラスから除外されていて親近感が湧いたんだと思う…
ひょんな事から始まった恋
T子とはまた違う出会いだった
高校生の時に長年住んだ家を改装したそのときに持った携帯。それが始まりだったのかもしれない
男友人S「そういえば剛は好きな奴居たっけ?」
剛「いや、居ないけど?なんで?」
男友人S「恋はしといたほうがいいぞ」
剛「(そういえば、女友人Aも言ってたっけ)」
男友人S「俺は遠距離だけどさ、巡り合いって大切だと思うよ」
剛「(旅行かなんかで出会ったか紹介かな)」
男友人S「携帯の掲示板で出会ったんたけどさ… お前もやったらどう? 人生変わるかもよ?」
剛「掲示板?ネットかなんかか?(こいつ真面目に見えてチャラいよな)」
男友人S「流石、わかってるね。まぁPCの知識ありそうだったからなんとなくだったけど…。恋はせにゃ!じゃサイト教えるな! ここでプロフつくって気になった子にアプローチするんよ!」
剛「…(まだやるとは一言も言ってないんだが… まぁ横の繋がりは大切にするか.…)へぇそうなんだ」
〜後日〜
男友人S「お前○○ってやつ知ってるだろ?アイツの掲示板に書き込んだだろ?」
「まずいことになってるぞ!」
剛「何が?どうした」
男友人S「アイツ風紀で周りの友人に相談してお前がアイツ好きみたいになってるぞ」
剛「へぇー知ってるけど」
男友人S「しってんのかい! 確かにお前が好きな奴出来たんわ知ってる。メールに花(絵文字が増えた)があるからそんな気してたけど…アイツじゃないのはわかる」
剛「なんでわかるねん!」
男友人S「分かるわ!前とメールが断然違うわ! ともかく、アイツは勘違い起こして周りも巻き込んでるから何とかしたほうが良いぞ? 風紀がまとめてかかってくる」
「バカも多いし…。 第一PC得意なアイツが【剛を同等のPC技術=好き】と勘違いしてるのがヤバいわ」
剛「ほっとけや、どうせ。錯乱して終わるだろ」
男友人S「ほんとマイペースだな…。まぁ気をつけろよ」
「で、、、例の子とは上手く行ってんのか?。俺は難攻不落」
男友人O「いや、お前もそこで終わりかよ! 緊張感無くなったわ! お前ら2人マイペース過ぎだよ」
剛・S「そうか?」
男友人O「(揃ってるし…)」
剛「上手くは言ってると思う…。分からんけど1回会って話して【一途】だなって感じたわ」
男友人S「上手く行き過ぎてキモい。。 誘うんじゃなかったわ」
「こないだ写真見たけどめっちゃ美人で胸はきっとFあるだろ?チューブトップ着てたしずり下ろせるじゃん!」
男友人O「(昔から一緒だけど、コイツの頭ヤバいわ…只の変態)」
剛「それしか頭にないんか? ずっと言ってるじゃんか」
「(女友人Aに言われて病の事話したけど…そんなん関係ないって言ってもらえたの救いだし…Aの行った通り【病気】関係ないって言う人も…中にはいるのかもな…)」
「(気がかりなのは4つ年下で同じ都内でも遠距離って言ってる事だからなぁ)」
男友人S「とりあえずおめでとう!これは永続きしそうだわ」
〜後日〜
一年切りの一途恋愛生活は週幕を迎えた
4つ下の彼女Aは【会いたい】
俺は【会って遊ぶ為に仕事して稼がなきゃ】
で方向性がズレていき別れた
キッカケは彼女の浮気だった
今思えば親から反対されたのかもしれない…そんな気がした
高校卒業する時には男友人Sも2年という短さで別れていたという
あの風紀事件は特に何も起きず、沈下した
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。