第53話

Story.48
6,402
2021/03/07 14:15
駿くん、道枝くんと離れることになってから、



私たちは化学準備室を使うことが無くなった




私の関係が始まったところ





でも化学準備室を通ると、



今までのことを思い出して、




余計に道枝くんを想ってしまう





あなた
駿くん、、
西村拓哉
西村拓哉
また道枝の話
あなた
あ、西村くん、
西村拓哉
西村拓哉
なに?なんかあったん?


言ってもいいのかな、



西村拓哉
西村拓哉
言わな助けてやれんのやけど?



また助けてくれるんだ



西村くんは、変わらないね、





あなた
ありがとう、
あなた
でも大丈夫だから、
西村拓哉
西村拓哉
あなたは、嘘が下手やね
きっと、俺が関係してるから言えんのやろ?
あなた
それは、


言えるはずないよ、



だって、西村くんは、いい人だし、




西村拓哉
西村拓哉
言っとくけど、俺なんともないからな?
西村拓哉
西村拓哉
実際、今は、あなたの心配しかないから


言っても、いいのかな、




そう思いながら、私は西村くんに




道枝くんとのことを話した





話終わると西村くんは、




西村拓哉
西村拓哉
そか、ごめんな、
俺のせいやな、
あなた
ううん、そんなことない、
西村拓哉
西村拓哉
いや、俺のせいや、


西村くんのせいじゃない、



私のせい、





私があんなこと言ったから、








気持ちをちゃんと伝えれてなかったから、






西村拓哉
西村拓哉
でも、ごめんな、



西村くんが私の方を見ると、




私の頭を撫でて、





あなた
え、?




私の体は、西村くんの方に引き寄せられ、





西村くんの体温を感じた




西村拓哉
西村拓哉
俺、あなたのこと好きやからさ
簡単に離れるとかできんわ





また一つ、道枝くんと距離が空くような気がした

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