第22話

Story.21
9,299
2021/02/09 12:38


今日は学校に行く気になれない








たかが夢って思うけど、








なんでか分からないけど、







ものすごく悲しい






それに道枝くんにあんなこと言われるのが嫌だった、










でも、






あなた
会いたい、





やっぱり私、道枝くんのこと好き、なんだ










そんなことを考えながら、学校に向かった





あなた
道枝くん来てるかな

なんて呟いてたら






道枝駿佑
道枝駿佑
俺がなに?
あなた
わ、道枝くん、
道枝駿佑
道枝駿佑
そんな驚く?
あなた
後ろから言われたので、
道枝駿佑
道枝駿佑
あなたが俺の事言ってたんじゃん
あなた
そう、ですけど、
高橋恭平
高橋恭平
あ、城ちゃん!
あなた
きょー、高橋くん、!
高橋恭平
高橋恭平
きょーくんって呼んでくれんの??
あなた
学校ではあんまり、、
高橋恭平
高橋恭平
えぇ〜
あ、道枝もおはよ
道枝駿佑
道枝駿佑
おー




あれ、二人って話すっけ?







とか考えてると







道枝駿佑
道枝駿佑
早く行くぞ





道枝くんに手首を捕まれ、







連行されてしまった





でも、嫌じゃなかった









むしろ、なんか、嬉しかった






道枝駿佑
道枝駿佑
高橋の方が良かった?
あなた
え?
道枝駿佑
道枝駿佑
高橋に連れてかれる方が良かった?



どうしてそんなこと、




あなた
えっと、別に高橋くんが良かったとかじゃ、、
道枝駿佑
道枝駿佑
あなた
、?





どうしたんだろう






そしたら、何故か道枝くんに見つめられてて、








あなた
な、なんですか、、?
道枝駿佑
道枝駿佑
…むかつく
あなた
へ、?


と言ったと同時に






だんだん道枝くんの顔が近づいてきて







私の唇と道枝くんの唇が触れた










あなた
ん、
待って、ここ、、









あなた
ここ、、化学準備室じゃ、
道枝駿佑
道枝駿佑
そこだったらしてもいいの
あなた
へ、いや、あの、、
道枝駿佑
道枝駿佑
俺、今すぐしたいんやけど
道枝駿佑
道枝駿佑
教室でする?
みんなが見てて、スリルあるけど
あなた
や、、やだ、






私が言うと、道枝くんは私の頬に触れ、耳元で








道枝駿佑
道枝駿佑
じゃ、化学準備室行こか
今日はずーっといじめてやる





その道枝くんの甘い声に








私はまんまと騙されて、













あの、化学準備室に向かった































きょろ.
きょろ.
城ちゃん、教室戻ってきてないけどどーしたん?
道枝とおるん?
きょろ.
きょろ.
城ちゃん?
きょろ.
きょろ.
もしかして、また行ってるん







高橋くんからのメッセージに気づかずに

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