第12話

3人の3日間 ❽
4,132
2018/01/27 12:30
jimin ☓ V ☓ Jungkook (+Jin)
(jimin受け/V&Jungkook攻め)


【前回の続き】
[❶❷❸❹❺❻❼もぜひぜひ🦔🏳️‍🌈]


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《V Side》


ジリリリリリ。

目が覚める。




横を見渡す。いつものように。



いつものように寝ているジミンはもう起きていて、ベッドメイクもされて、いなかった。




今日が、ジミンが


俺かグクか選ぶ日だもんな。




きっと起きちゃったんだろうな。







今日は、

久しぶりのOFFで、


みんなそれぞれの休日を過ごしている。






ガチャ。


ドアを開けて、リビングへ向かう。








ガチャ。


JN「あ、テテ、おはよう!」


トーストにバターを塗りながら、

ジニヒョンが挨拶をする。



TH「おはようございます、ジニヒョン。」


できるだけ、笑顔をつくって

言葉をかわした。




まだリビングにはみんな集まっていなくて、



いるのは、


俺とジニヒョンと


ジミンとグクだった。









ジミンは本を読み、

グクは携帯をいじっていた。



JM「あ、テテ!!おはよう!!」



本を閉じたジミンが声をかける。



ジミンのもとへ向かって

ジミンの隣に腰掛ける。





TH「おはよう。」



と、声をかけた。





グクは向かい側のソファに腰掛けているから、

一応、ジニヒョンもいるし、




声をかける。


TH「グク、おはよう。」


JG「おはようございます。」


携帯から目を離して、

目が腫れていたグクが答えた。


なんで、あいつ、目が腫れているんだ…?



まぁ、いい。

気にかけている暇はない。




ジミンの肩に頭をのっける。

JM「重いんですけど…」

TH「いいじゃん。てか、何読んでんの?」


顔がぱあっとあかるくなった。

かわいい。




JM「見て!これね、めっちゃ面白いの!!」




随分薄い本を読んでいるんだな、と

思っていたそれは漫画で、

思わず笑ってしまった。




TH「なにこれ?面白そーじゃん笑」

JM「この主人公がね、ある日旅に出かけるんだけどね…」



話が熱くなるジミン。


どんだけこれ好きなんだよ笑




グクは微動だにせず、携帯とにらめっこを続けている。





JN「グク。ちょっといい?」

JG「え、あ、はい。」



驚いて2人を見た、俺とジミン。


ジニヒョンが話なんて珍しい。







バタン。


リビングからジニヒョンとグクが

出ていき、

この場には俺らしかいなかった。




なんていい機会なんだろう。



TH「ジミナ…」



ジミンの肩にのった頭を揺らす。




JM「なーに。」




聞こえるのは




漫画をめくる音と


2人の呼吸と


お互いに聞こえ合う心臓の音だった。







ジミンの細い首に手をかけ、

耳に口を近づける。




TH「今…、ダメ?」

JM「なっ、なにするのっっ」



耳が弱いジミンが

呼吸を乱しながら答える。




TH「そんなの…、こっちは分かってるみたいだけど?」




パジャマの上からでも分かるくらい


大きくなったジミンのものを触る。




JM「んっっ、いじわ、るっっ」

TH「ひひひ。朝いちばんの濃いヤツ、出してもらおっかな。」



パジャマを強引に脱がして、

ジミンのモノをしゃぶる。



JM「ふぁっっっ、誰かっっ、来たらっ、どうするのっっ」

TH「はぃほぅぶ。はふん、はれもこなひよ。(大丈夫。たぶん、誰も来ないよ。)」

JM「くわっ、くわえながらっ、しゃべらないでぇっ、」



なぜか

その言葉でスイッチが入ってしまった俺は


さっきよりも激しく口を動かした。






JM「いやぁっっ、んっっん、、んんぅぅ、」

TH「ひきたい?(イきたい?)」

JM「…(コクリ)」

TH「ひゃあ、はくさんはひてよっっ、(じゃあ、たくさん出してよっ)」



もっとスピードを上げて

動かす。






一気に口の中に流れ込んできた。


JM「んぁっっっっ、ああっっ」

TH「んっっ(ゴクッ)」



口を離す。




JM「ててぇ…。」


とろんとした顔で、俺の首につかまってくる。


TH「んっ」


深く、口付けをした。


JM「はぁっっ、ててっ、、あのね、ぼく、、」

TH「なに。」

JM「ぼくはね、、その、、実は、」

TH「やめて、!」

JM「え、?」

TH「どっちを選んだか言おうとしてるんでしょ? ダメだよ、聞きたくない。」

JM「ちがっ、その、、」

TH「お願い、、まだ、、聞きたくない、、」


視界がぼやけてたってことは

きっと涙目だったんだと思う。



でも、ジミンが少し困ったような笑った顔をしているのが見えた。




JM「ふふっ。分かった。」

TH「…うん。」

JM「てか、ジニヒョン呼んでこよ!お腹空いた!!」

TH「そうだね。呼んでくるか…」





今は午前の10時。

結果を聞くまで、あと8時間。

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《Jungkook Side》


分かっていた。


ジミニヒョンが誰を選ぶかなんて。






前から分かっていたことなんだ。






いつもいつも俺のところで楽しそうに話すかと思えば、


同じ場にVヒョンがいれば、


そっちをチラチラと見ながら話していたり。





部屋替えで、Vヒョンとジミニヒョンが同じ部屋になったとクジで決まったときも、



1番喜んでいたのはジミニヒョンだった。







でも、


俺も案外分かりやすかったようで。






朝、起きて早々にリビングへ向かう。



ガチャ。


JN「ん、グクおはよう。」


JG「おはようございます、!」


いつものようにジニヒョンが

朝ごはんをつくっていた。





でも、いつも遅くまで起きてこない

ジミニヒョンが今日は起きていたんだ。






すぐにヒョンの座っているソファの

向かい側のソファに腰掛ける。




JG「ヒョン!おはようございます!」

JM「あ、おはよう、!」

JG「ヒョン、今日は早いんですね。」

JM「いやー、なんか、ね笑」




戸惑った笑顔。


それは、今日が決断する日だからだ。






JG「ヒョン。」

JM「ん、なに?」



本を読みながら、俺に答える。

目は合わせてくれないんだな…。



JG「話したいことがあります。」

JM「話…?」



ヒョンの隣に座る。


耳元でジニヒョンに聞かれないようにそっと、囁いた。



JG「ヒョン…、Vヒョンのこと好きですよね?」


驚いた顔をして俺を見るヒョン。



JM「え、いや、なんで、、え?」


戸惑ってる、戸惑ってる笑


JG「いいんです。分かっていたことだし。」


JM「グク…?」


目の前とヒョンの顔が見えにくくなる。


JG「俺は、ヒョンのこと好きなんですよ!!!!ずっと、ずっと…」



涙がこぼれたのがわかった。




JM「ごめんね、グク。やっぱり僕、、」

JG「やめてください、!!まだ聞きたくない、!」

JM「あ、、、」

JG「それにっ、ルールじゃないですか、、!!」

JM「ルール、?」

JG「今日の午後6時まではどっちを選んだか言っちゃいけないんでしょう、?」



涙を拭って、大きく息を吸う。




JG「俺が好きなのはヒョンだけですから、、、。」


JM「…」


JG「取り乱して、、、すみませんでした。」




もう1度向かい側のソファに腰掛けて、

携帯を眺める。




スクロールしても、


何も目には入ってこないけれど。







これで、いいんだ。




……To be continued

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まだまだ続きますよ🌷🌷🌷

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