第13話

3人の3日間 ❾
4,084
2018/01/28 00:34
jimin ☓ V ☓Jungkook (+Jin)
(jimin受け/V&Jungkook攻め)


【前回の続きから】
[❶❷❸❹❺❻❼❽もぜひぜひ🦔🏳️‍🌈]



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《Jungkook Side》


目の前で、Vヒョンとジミニヒョンが

いちゃいちゃしている。






苦しい。





でも、もう、この気持ちは封印しておかないといけないんだ。











ダメなんだ…。









なんとか気を紛らわせようと、

携帯をスクロールする。








ニュース記事を眺めたり、



色んな人のInstagramを眺めたり。








思いっきりスクロールしては、


すぐに消えていく様々な記事。









その時、




肩をポンッと叩かれた。








驚いて振り向くと、いたのはジニヒョンだった。






JN「グク、ちょっといい?」



戸惑った。


ジニヒョンが誰かを呼び出すことは、




滅多にないことで、



前にジミニヒョンが呼び出されたときは、


ジミニヒョンは泣きながら戻ってきた。








どうしよ、俺、怒られるのかな。







それとも…、バレた?






JG「え、あ、はい。」


とりあえず返事をして、


リビングを出たジニヒョンを追いかける。







バタン。




JG「ジ、ジニヒョン。」

JN「なーに?」


歩きながら会話をする。


JG「話って、なんで、すか、?」

JN「大事な話だよ。リビングじゃしたくなかった。」




ますます分からない。

何が…、はじまるんだ?




ガチャ。


JN「ここ入って。」


JG「あ、、、はい、、」



着いたのは、ジニヒョンが滅多に人を入れることのない、



ジニヒョンの大好きなフィギュアが飾ってある、部屋だった。






VLIVEもジニヒョンはゲームのときとかは、

ここでやっている。







バタン。



ドアを閉められた。




これは、、、まずいな、、







JN「ここ座っていいよ。」

JG「ありがとうございます、。」



ソファに控えめに座る。


ジニヒョンはコーヒーメーカーで、

コーヒーを出してくれた。



JN「どうぞ。」

JG「ありがとうございます…」




しばらくの沈黙。


ダメだ、話を切り出さなきゃ。







JG「あ、あの!話って…」




コーヒーを飲んでいたヒョンの手が止まる。





カタン。

テーブルにコーヒーを置く音が静かに響いた。






JN「あのさ、」

JG「…(ゴクッ。)」

JN「ジミンのこと好きなの?」

JG「え…」





そう言えば





朝、Vヒョンが来る前にジミニヒョンに想いを伝えてしまったとき。








ジニヒョンは朝ごはんをつくってくれていたんだった…











そりゃ、バレるか。

認めないと。






JG「えっと、そうです。俺はジミニヒョンが好きです。片想いで終わりましたけど。」


JN「ごめんね、朝のこと聞いちゃって。」


JG「いいえ、大丈夫です。大声で話していたし、それに、取り乱してすいませんでした。」


JN「大丈夫。」



ジニヒョンの暖かい手が俺の頭を撫でる。




久しぶりに感じた、人の温もり。







JG「うっっ…、うぅ、、」

JN「つらかったんだね、大丈夫。」






ヒョンの前で泣いちゃったよ。



情けない。




でも、今はヒョンに頼っていたかった。







JG「はぁっっ、もう、大丈夫です、。ありがとうございます…。」


涙を必死に拭って、ヒョンに

笑顔を見せる。



たぶん、上手く笑えていないだろうけど。





JN「ねぇ、ググ…?」

JG「はい。?」


ヒョンの口が俺の耳元に近づいた。



JN「僕じゃ、ダメ?」



驚いて、ヒョンから身体を少しだけ離れてしまった。




JG「え、ヒョン、え、?え???」

JN「そんなに驚かないで。」



笑いながらコーヒーをすするヒョン。




カタン。

JN「僕は本気だよ。」

JG「…」


きっと、今は口が空いているだろうな。



JN「グクが前からジミンのことを好きなのも知っていたし、テテと喧嘩していたのも知ってたよ。」

JG「っっ、、、」



そこまで、バレていた。




JN「僕なら、グクに、そんな思いさせないよ、?だから、お願い…。僕を見てよ…」



今まで見た事のない、ヒョンの顔。




目が潤んで、


俺しか見ていないと言うその口。




今にも泣きそうだ。















俺は、




そんなヒョンが





不意にも、可愛い、と思ってしまった。


……To be continued

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続きます ~ 🏳️🕊

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