北人side
昨日、兄貴(涼太)が帰ってきた。
その時、あなたは嬉しそうだった。
たぶんあなたは昔兄貴に恋してた。
見て来たからわかる。
それに、昨日のあなたと兄貴の話が聞こえてきた。
たぶん兄貴の好きな人はあなただろう…
嬉しそうなあなたの顔を見たり、兄貴の好きな人があなただとわかった事などいろんな事にイライラした。
次の日の体育の時間。
今日はバスケだった。
イライラを忘れるためにとにかく体を動かしてバスケをしていた。
すると、
グラッ…
一瞬視界がぼやけた感じがした。
しかし、俺はバスケを続けた。
そう言って、俺はバスケを続けた。
しかし、次第に視界がゆがみ始めた。
そして、
バタッ…
遠くから壱馬の声が聞こえる。
しかし、それは次第に小さくなっていった。
そして、俺は意識を失った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。