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第8話

グラブとスパイクが…
佐上 茉子
ふぅ…行きたくないなぁ〜
茉子は重い足を引きずりながら家を出た。
佐上 茉子
一晩考えたけど…どうすれば誤解は解けるんだろ…
それに…侑の言ってた通り私も百羽ちゃんに当てちゃったからな…
佐上 茉子
謝ろ…そして元通り!
そう決意すると自転車にまたがり学校へ向かった。
佐上 茉子
(百羽が通るって言ったのを私が聞いてなかっただけ…きっとそう!そう信じなきゃ…)
学校に着き自転車を停めるとまっすぐ部室の方へ向かった。すると何人かの部員達が何やら揉めあっているのが見えた。
真宮    侑
真宮 侑
なんて事をしたんだ!?
そこには侑と晃太朗の姿もある。
侑と晃太朗のふたりと他の部員達で揉めているようだ。
佐上 茉子
おはよう…どうしたの?
真宮   晃太郎
真宮 晃太郎
茉子!?
見るな!
晃太朗が茉子を止める。
佐上 茉子
何で?一体何が…
晃太朗の後ろを覗こうとし体を上下左右に動かす。後ろが見えぬよう晃太朗がそれに合わせて動く。だが、間から後ろに落ちているものが見えてしまった…
佐上 茉子
なっ…あれは…
佐上 茉子
私のグラブ(グローブ)とスパイク!?
そこにはボロボロに切り刻まれたグラブとスパイクがあった。
佐上 茉子
なっ…何でこんな…
チームメイト
チームメイト
お前が百羽ちゃんにわざと当てたからだ!だからその分俺たちが仕返ししてやったんだよ‪w
部員のひとりがそう言いながら笑う。
茉子はグラブとスパイクを手に取り目に涙を溜めた。
佐上 茉子
酷い…酷いよ…
茉子は大粒の涙をこぼしながらその場から飛び退くように走りさって行った。
真宮   晃太郎
真宮 晃太郎
茉子!!!!!
晃太朗がよびとめる声を茉子には聞こえていなかった。
西城  誠
西城 誠
…茉子?
走っている最中にすれ違った男が不思議そうに茉子を見ていた。