第311話

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2023/03/05 10:39




なんだかんだこの家はぎゃーぎゃー
わーきゃー…………


ただでさえうるさいのに、
11人揃うと本当にうるさい。←














でもこの家にもこんなタイミングがあって、、、




奨君
奨君
…………なんか一気に静かになった…ww


しょうやと純喜と豆ちゃんは、
純喜の部屋に新しいゲームを見に行き、

しおんとしょせ君と拓実君は
しおんの部屋に新作のオススメアニメをチェックしに、

そしてスカイ君とけーご君は
スカイ君の部屋の模様替え後の様子を見に行った。








リビングには奨君と蓮君とるっ君と私が残った。













るっくん
るっくん
いやwwあれがうるさ過ぎるだけやってwww
蓮君
蓮君
俺毎日この家おるんやけどwww
奨君
奨君
確かにな…www
るっくん
るっくん
あ、「チームうるさい」のメンバーでいらっしゃる?ww




ここは静かだけど、
相変わらず笑い声が響いていた。










あなた
あ、、あのさ、、、、






私は「このタイミングだ。」と決意し、これから言う言葉を考えると重くなっていく口を開いた。





私の言葉に3人は和やかな表情でこちらを見た。







あなた
あ、あの、、、心配かけちゃって、、、
ご、ごめん。。。。






るっ君が教えてくれたから、、、、


新名さんの1件は、
その場に居なかった奨君もるっ君も知ってるって。






それなのに3人ともいつもと変わらず接してくれてて、、、



奨君
奨君
あぁ~~…………でもあなたちゃんが謝る事じゃないんじゃない?あなたちゃんが悪いことした訳じゃないし……
るっくん
るっくん
まぁ…俺は心配で眠れなくなりましたけどねw



す、、すみませんでした。。。。




あなた
…ごめん………
るっくん
るっくん
いやいやww冗談やってwww
奨君
奨君
いや、半分以上事実だろww
でもさ?何も無くて良かった。。。




私はその奨君の顔を見て、
思わず鼻がツンとする……
涙が溢れそうな感覚を覚えた。














奨君はにこりと優しい笑顔だったから。。。。














蓮君
蓮君
なぁんかかっこいい感じにしとーやんww
るっくん
るっくん
いや、正直この人が1番テンパってたからねww


るっ君はそう言うと、「この人」と言いながらもケラケラと奨君を指さした。



蓮君
蓮君
そうやん!wwww
あん時、次自分の撮影なのに「俺行きますか!?」とか言って椅子から立ち上がってたやんwww
奨君
奨君
言うな言うなwwwwww






ここは相変わらずあったかかった。








あなた
でもね……蓮君にも言われて考えたんだ。
心配かけるようなことしちゃったなって思ったし、、、またあんな事があっても、もしかしたら同じことしちゃうかもしれない……でも私強くなるから!!←




皆に心配かけないくらい、
頼もしい女の人になって、
誰かを温かく助けたいと思った。



私が皆にしてもらってるみたいに。





奨君
奨君
そこぉ!?!?wwwwww
るっくん
るっくん
斜め上来ましたねwwwwwww
蓮君
蓮君
「強くなる」wwwwwwwww




3人は一斉に声を出して笑いだした。






あなた
え、、、?






思わず戸惑った。








蓮君
蓮君
…………もう十分強いで?あなたさんは。





蓮君は私を和やかな表情で見つめた。





るっくん
るっくん
え?wwもしかして…スカイ目指してる方ですか?ww




るっ君は相変わらずヘラヘラしてるし。





奨君
奨君
あなたちゃんはそのままでいいよ?
困った時は俺らが居るし、現にスカイがあの時居てくれたでしょ?強くなろうとしなくても、あの時新名さんを守ろうとしたあなたさんは十分強いよ。






奨君はいつも温かい。







あなた
…………で、でも……………
奨君
奨君
まぁ~…俺的には次の日の朝、蓮の顔が死んでたのはびびったけどねww
るっくん
るっくん
あー……死んでましたねー…ww
寝不足の俺より目死んでましたねwwww


すぐ笑いに変えてくれる2人。




でもそれって、、、、
蓮君
蓮君
もう言わんでぇ!?!?💦www
せっかくあなたさんと仲直りして、はいチャンチャン♪で終わったんやから!www


やっぱり喧嘩した事気にしてくれてたのかな…




奨君
奨君
事情聞いたら蓮は泣きそうな顔で「あなたさん怒っちゃった」って言うし、スカイからもLINEで「蓮君、あなたさんに怒ってて、あなたさんも蓮君に言い返してて、これからどうしよう?」って送ってくるし……ww
蓮君
蓮君
スカイぃぃ~~ごめんよぉ~………w(ピエン
あなた
本当に心配かけちゃって……
るっくん
るっくん
はい、もう謝るの禁止!wwww
奨君
奨君
あなたちゃんが無事でこいつらの面倒見てくれてるだけで、もう俺らにとっては十分なんだよ?
るっくん
るっくん
そうそう!俺が投げ出した仕事、あなたさんしっかりこなしてんじゃんwww
蓮君
蓮君
俺も……それが「あなたさんらしい強さと優しさや」ってちゃんと気づいた。。。






え、、、、

もう無理なんですけど、、、、、、





















あなた
…………………1回ぎゅーしとこ?(   ߹ㅁ߹)







防波堤が壊れて、私はポロポロと泣きながら3人に向かって腕を広げて近づいた。









蓮君
蓮君
あぁー…泣かない泣かない💦💦ww
蓮君はそう笑いながらポンポンと頭を叩いてくれて、
るっくん
るっくん
いや、むしろよくここまで耐えたなぁと思いましたけどねww
るっ君も笑いながら私のハグに付き合ってくれる。
奨君
奨君
わぁ~……この感じ久々だわぁ~……ww
奨君はなんだか嬉しそうにギューと力強く私たち3人の背中を包む腕に力を込めた。




















「ガチャ……」



拓実君
拓実君
え?なんかハグしとるしww
しょせ君
しょせ君
うわ~…ずるいっすって!そういうのw
しおん
しおん
いや、普通になにしとんねんwww



続々とちびっこ達(←)が戻ってきた。





じゅんき
じゅんき
え?なになに??
………ちょ、え?あなた泣いてるやん!💦
しょーや
しょーや
誰すか?泣かせたのー?🙋
豆ちゃん
豆ちゃん
絶対奨君やろwww知らないけどww



またこの心地いい騒音が戻るこの部屋





「ガチャ…」




スカイ君
スカイ君
いや、そんでそのマフラーが…
え?何この空気ww
けーご君
けーご君
なになに?wあなたさん次は誰に告られたんすか?ww









温かいこの場所。











あなた
ゴメンだけど、全然違うから、1回けーご君、謝ってもらっていい?wwwwww





私の涙なんてどっかに吹っ飛んだ。www



















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