男子1年「ウソ〜〜〜〜?まだ仮入部なのにー!!」
「64!65!66!67!」
荒井「ラケット持たずに部活にでるたぁ、いい度胸じゃねーか!」
荒井「部長や副部長がいないからってサボってんのか。」
荒井「何笑ってんだよ。」
荒井「はぁ!?ふざけてんのか!?」
荒井「お前、何様だよ!!」
荒井「・・・・・・。」
荒井「あ、あぁ。」
荒井「コテンパンにたたきのめしてやるよ。」
パヒュ。
ヒョロヒョロ。
男子1年「ああ〜〜〜〜〜〜っ。」
荒井「おらおらどうしたぁ!?」
荒井「一度でかい口をたたいたんだ。最後までやってもらうぜ!!」
ぺしっ。
がスッ。
男子1年「だめだーっ。全然コントロールきかないじゃん!!」
男子1年「すみませんでした・・・。」
荒井{ざまあ見ろ!もがけ!!あがけ!!恥をかけ!!これだけの人数の前で失態を演じれば二度と・・・・・・。}
荒井{バカが強がりやがって。}
荒井「てめぇに勝機はぇだろうが!!」
荒井「・・・うっ。」
荒井「ふ・・・っ。」
荒井「ふざけるな!!1球かえしたからって・・・っ。」
べし。
荒井「うっ。」
荒井{そんなバカな!!あのラケットでこんな球が・・・!!}
荒井{このまんまじゃこっちがさらし者じゃねーか!?}
荒井「くっ!!」
ポトン。
ドッ。
荒井「・・・・・・・・・・・・。」
男子2年「バカバカしい。」
荒井「なっ。」
荒井「ハハハ・・・。」
荒井「おいおい。もういいじゃねぇか。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。