相撲部「え?テニス部は反対側だよ!!」
男子1年「今日は3年生とレギュラーの2年生が遠征でいないから。
仮入部は明日からだって。」
男子1年「ほとんどの1年も帰っちゃったけど、ボク達この外ちょっと打っていこうかなって。」
テニス部2年「なぁお前ら。うちのテニス部入んのかよ?」
2年の林と池田だ。
1年3人「ちわーーす!!!」
林「いいゲームがあるんだけどやってみねぇ?」
林「ルールはいたって簡単。向こうからサービスを打って・・・。」
林「10球以内でこの缶倒せたら賞金1万円!!
挑戦料として一人200円。やる?」
1年「1万円だってよーっ!!
当然やるっス!!」
2年(ニヤニヤ。)
林「はーい残念!!
キミ達二人終わりだよーん♡」
1年「そんな事言ったってなぁ。」
1年「あんな小さなマトに10球ぽっちじゃ所詮無理だよ・・・。」
何回もやった結果。当たらなかった。
林「ところでそこのチビ達・・・。」
林「おめーらも見たねぇでやれよ。」
1年「人聞きの悪い事言うんじゃねぇよボケ!」
クシャ。
2年「え!?(ギク・・・。)」
ドッ。
1年「おおおおぉぉーーーっ!!」
2年「く・・・。」
2年「クソガキがぁ。余計なことしやがって!!」
2年「え!?」
カン。
バシッ!ビュン。
2年「!!」
ガシャァン!!
?「本当にかっこよかったんだからぁ。」
?「ふーん。」
?「ねぇ・・・朋ちゃん・・・。私テニス部に入部届持って行きたいんだけど・・・。」
?そんなの後よ後!!彼のファンクラブ作っちゃおうかな。グフフ♡
?あっ、確かこっちに行ったわ!!
?「つけたの?」
?「あれ?そっちってテニスコートみたいだよっ。」
________________________
________________________
?「キャー桜乃っいたいた!!」
朋「ほらっ、あのガクランでラケットもってる人!!」
________________________
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。