プリ小説

第2話

ありおかせんぱい⑵

次の日の朝


休み時間にそれは起こった。


何故か私のクラスの前に女子の人だかりができていて、何やら騒がしそうだった。


そのとき、扉が開いた。


『ねーねー、このクラスに△△さんいるー?』




そう言ったのは3年の有岡大貴先輩だった。


その後ろに山田先輩もいる。



たしか、二人は仲がいいことで有名だったような...


ってそんな場合ではなく!




有岡先輩に呼ばれたのは





△△「私、ですけど...?」




クラスの全員の視線が△△に集まる





『昨日はありがとうね。』


そう言って有岡先輩のポケットから出てきたのは



「あ。昨日の。」


『嬉しかったよ。“ずっと気になってました”って 』


△△の表情が固まった



え、いや、あの...と言いながら△△は私を睨んだ


△△「あなた〜、ちょっと来て。」


私はなぜか後ろに連れていかれ


△△「昨日の手紙どの靴箱に入れた?」コソッ


「3年C組の12番でしょ?」

△△「えっ!?私12番じゃなくて21番って言ったじゃん!」



「そうだっけ?←」




△△「もーっ!どうしようっ。」


『あのー』


教室の後ろでコソコソと話す私たちに

口を開いた有岡先輩。


『それで、返事しに来たんだけどー』


△△「えっ、あー、あの違うんです!」


そうそう、頑張れ△△!


それで、誤解を解くんだ!

自分のせいだけど


△△「手紙入れたの、あなたなんです!」


...



ん?え?







すると有岡先輩は固まった


△△は口パクで“ごめん、許して”と手のひらを合わせた。


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あずき
あずき
気分屋なんです。