プリ小説

第10話

少しだけ

ジリリリリリリリリリリ...



「もぉうるっさいな...」


寝起きの体を起こし


また眠りにつこうとした時



ん?




「って!!!」


時計を見ると7時20分


やばい。完全に遅刻した。


いつもは余裕をもって7時に起きてるのにっ!


とりあえず着替えて、顔を洗って身支度を済ませる


「いってきまーす!!」


あ、髪。


もちろん巻く暇なんて無い。



もうどうでもいいや!



手ぐしでテキトーに直すとドアを開けた。


「よしっ!」


金曜日っていうのは足取りが軽い


やっと明日から土曜日だし


今週もあと一日



「頑張りますかっ...」





『頑張るわりには寝癖付けてんだな。』






「へっ!?」


後ろを振り向くと





「有岡先輩...」






『ここっ、跳ねてますけどー?笑』


と言いながら、私の後ろの髪をつまんだ。


ドキッ..////



「ちょっ///やめてくださいよ。笑」


ごめんごめん。と笑いながら



スクールバッグを肩にかけ直した。





『お前もアホっぽいところあるんだな。笑』


なんか安心したわ。笑


なんて言っちゃって。


電柱ぶつかった人に言われたくないよーだ。


そう心の中で呟いて


私の先を行く有岡先輩の背中を追いかけた。


なんかいつもより


少しだけ嬉しい朝でした。


















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あずき
あずき
気分屋なんです。