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第22話

ケンカの理由

昼休みの売店は争奪戦だ。


「今日もメロンパンGET〜☆」

△△「さすが、あなたはプロだね〜笑」

「当たり前じゃん。何年修行してきたと思ってんの?」


すると、△△がぷっ、と吹き出してお腹を抱えて笑った。

△△「私、自販機でお茶買ってくるね!」

「はーい。」


△△が来るまで、いつもの中庭のベンチで待つことにした。



「〜♪」

今日の私は何故かご機嫌。

その理由として有岡先輩も、もちろんはいっている。


鼻歌を歌いながらメロンパンにかじりついた。


「ん〜、やっぱりお腹が空いてたときのメロンパンは最っ高!」





山「ほんっとに、美味しそうに食べるね。あなたちゃんは。」


「わっ!!」


いきなり顔を覗き込んできたのは山田先輩

「ちょっと先輩びっくりしますよ笑」

山「ごめん、ごめん笑」

笑いながら先輩は私の横に座った。

山「昨日はありがとね。」

「あ、こちらこそ。誘ってもらってありがとうございます!」


「あの、昨日の夕方は...」

山「ん、...あー!!昨日は友達とカラオケ行こうとしてたんだけど、体調悪くて結局は帰っちゃった。笑」

「大丈夫ですか...?」


山「うん...、もう元気だよ?」


よかった...

山田先輩の顔が曇ってて理由ってそれだったんだ...



山「いやー、最後の大会だったから勝ててよかったな〜!」


「とっってもかっこよかったですよ!」





山「.....うん、ありがとう。」



...



少しの沈黙が続いたあと


山「そ、いえばさっ俺たちまだ連絡先交換してなかったよね?」



たしかに...


先輩はブレザーのポケットから自分のスマホを取り出した。


「あ、はいっ。」


私も慌ててスマホを取り出し、LI〇Eを開いた


素早く画面を操作し、お互いの連絡先を交換した。

山「帰ったら連絡する、ね...」


「どうしましたか...?」


山田先輩が私のスマホをじっと見つめていた。






山「.....大ちゃんと交換してたんだ...」



「えっ?」



私のトーク履歴の1番上は有岡先輩だった。









「はいっ、有岡先輩とも昨日交換して...きゃっ!」




...



なんで...





なんで私山田先輩に抱きしめられてるの...?



「山田せんぱ...

山「むかつく。」



え...


なんのこと...?


「私、なにか悪いことしましたか...?」


すると、先輩の腕の力が強くなった気がした。





山「なんで、いつも大ちゃんなんだよ...」


有岡先輩...?




山「あと、誰にでも“かっこいい”とか言っちゃダメだから///」








ガタッ




突然の物音に振り返ると




買ってきたお茶のペットボトルが手からすり落ち


△△は呆然と私達を見つめていた。



「△△っ」


私が名前を呼ぶとビクッと反応して


目に涙を浮かべ走っていった


「△△っ!!」














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あずき
あずき
気分屋なんです。
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