プリ小説

第24話

少しの勇気
「いってきます...」

はぁ...

無意識に出てしまうため息も。

いつも歩いてるのに、今日は足取りが重く感じる通学路も。

きっと昨日眠れなかったせい。


「ふわぁ...」

ついでにあくびまで出ちゃって


「学校行きたくないー...」


『おっはよーう!』

ドンッ

「わっ!」


いきなり後ろから私の背中を押してきた有岡先輩。


「もー、なんなんですか。」

私が不貞腐れたように言うと

『バカの背中があったからさ。』

と落ち込んでいる時にムカつくことを言ってきたコイツ←

「はぁ!?意味わかんないし笑」


『あ、今タメ語使ったなー!おい、先輩だぞ!!』


「有岡先輩は先輩として見てませんから笑」


『...そっか。じゃ、これからも敬語やめろよ。』


「...?。はい...」


『あ、また敬語』


「今のは間違えただけ!!笑」


「もー、めんどくさいなー笑」


...

あれ?

横を見ると、先輩が私の顔をじっと見つめていた。


『やっと笑ったな。』

「え...」

『お前は笑顔が1番似合うんだから、そんな顔すんなよ!///』


照れくさいのか、目をそらして頭をかく先輩。


私も自然に口元が緩んで、見つめていた。


やっぱり


好きだな...


「私ってさっき、どんな顔してたの?」


『ん?なんかすっげぇブッサイクなk...


「さいってー。」


前言撤回


「先輩なんて大っ嫌い!」


なんてね。



その後、有岡先輩が慌てて


必死で「ごめん、嘘だって!」と何回も謝ってきたことは言うまでも無いだろう。











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あずき
あずき
気分屋なんです。