プリ小説

第15話

気づいた⑵




△△「いやぁ、楽しかった!ねっあなた?」


「...」


△△「あなた?」



「...えっ?あっ、うん、楽しかったね!」


△△「ちょっと、大丈夫?笑」


「大丈夫大丈夫!」



実際のとこ大丈夫じゃない。


あれからずっと



胸がドキドキとうるさい。




有岡先輩の笑った顔。


バスケをしてる時の真剣な表情。



脳裏から離れなくって



って、私相当キモいじゃん!!




なんて思いながら試合会場の体育館を出る




そのとき



『おいっ!』


聞き慣れた声が聞こえ、反射的に振り返ると



「有岡先輩...?」


こっちに向かってズカズカと歩いてくる


△△「あっ!ごめんあなた。
今日バイトだった!先帰るね!」



「え?ちょ△△っ!」



△△ったら...

絶対私と有岡先輩二人きりにさせるつもりだ

そういう変な気遣い、いらないから!!



と思ってる間にも有岡先輩は目の前に


『...』

口を開かないまま私を見る先輩。


「えっ、なんですか?」


『今から帰るのかよっ...///』


「...?はい。」


なんで照れてんの?笑


『そっか...』


「先輩は、もう帰るんですか?」


『おう!だからっ、いっ...』


「い?」


『い、い』


『い、一緒に...帰ろう...か...///』


「え...」



『な、なんてな!』


いつもの明るい笑顔に戻っていて

“じゃ、1人寂しく帰りますよーだ。”


と子供みたいに拗ねながら私の隣を過ぎていった


やだ...





「先輩っ、」



「ん?」




顔だけこっちに向けて返事をする先輩







「アイス、食べませんか?」






『...は?』





だよね。















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あずき
あずき
気分屋なんです。