皆さん、どーも。
18年間モテたことしか無い山田涼介です、
なんか大ちゃんが今朝ラブレター貰ったらしくて
今、2年のクラスに行ってるんだけど
“やばいっ、山田先輩っ////”
“どうしてこんな所にっ!?///”
本当に
山「モテるって罪だね。」
『うぜーよ。笑』
そして2年A組までやってきた。
ガラッ
『ねーねー、このクラスに△△さんいるー?』
まったく、コイツは。
後輩女子を目の前にするとカッコつけたくなるのが大ちゃんの癖。
今更だけど俺、ここにいる意味ある?
まぁ、それからいろんなことがありまして
結局そのラブレターは俺宛だったということが発覚。
『ほんっと最悪っ!!』
山「まぁまぁ」
『俺のモテ期はどこいったんだよ...泣』
山「いつか来るって」
山「にしてもさぁ。可愛いくなかった?」
『誰が?』
山「あなたちゃん。」
『.....そ、そうかな?』
山「ねぇ大ちゃん。」
山「あのラブレターを入れた人があなたちゃんって
知った時OKしようかって迷ったでしょ?」
『はっ!?な、ナニ言っテんだよオマエ!』
山「大ちゃん、分かりやすいよ?」
『...それよりもっ』
山「ラブレターがショックなんだねぇ〜」
『なんで山田には全部わかんだよっ!』
たぶん今日は引きずるだろうな、大ちゃん。
したばっか向かないで
ちゃんと前向いて歩くんだよ?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。