第59話

リク*黒バス*青火
936
2021/03/24 20:00
はいっ大分間が空きましたね!!!


すみません、作者がジャックジャンヌにハマり…


しばらく攻略してましたね((((


御法川先輩にガチ恋しそうでした。


そしてフミさんに落ちました。


皆さんもどうかやってみてください(笑)



はい!今回は黒バスで青火!


またこちらもしばらく黒バスに触れてないので、


力足りずな部分もありますが、


どうかご了承あれ。


リク主様から『彼ジャー』とお題頂いたので、


そちらで行こうと思います…!


今回もどうぞ宜しくお願いします…!














『彼ジャーは、』
黄瀬 涼太
見てくださいッス!!火神っち!!
火神 大我
うわ、んだよ黄瀬。うるせぇ。
黄瀬 涼太
酷いッスよぉ!!
ウインターカップも終わり、


ウチの誠凛と海常が合同試合をした時だった。


まぁ向こうは三年生が抜けたこともあり、


こっちが勝ったんだが。


いつまた抜かされるかは分からない。
火神 大我
で?用は?どうせ黒子のことだろ。
黄瀬 涼太
え!?なぁんで分かるの!?
火神 大我
お前が気持ち悪い位に喜んでる時は大体黒子絡みじゃねぇか。で?
黄瀬 涼太
言うッスね…、
これ見てもまだ言えるか!!
と、自分の携帯を押し付けるように見せてくる。


そこには一枚の写真、


真ん中には黒子がかなり嫌そうな顔をして、


ダボダボなジャージを着ていた。
火神 大我
……黒子が……これお前のジャージ?
サイズ合わなくね?
黄瀬 涼太
ええぇ!!!そーじゃなくて!
この可愛さが分からないんスか!?
火神 大我
いや、普通に。可愛いかどうかは知らんが、いつもの方が良くね?
黄瀬 涼太
はぁ~~~~これだから脳筋は!!
あっ黒子っち~~!!
と、風のように黒子の元へ行く黄瀬。
火神 大我
…ふーん、可愛い……か。
可愛いなんて程遠い俺には関係ないこと。


そう割り切ってカバンを持った。
黄瀬 涼太
ぇあ!?火神っちもう帰るんスか!?
なら火神っちもやるといいッスよ!
火神 大我
は?何が。
黄瀬 涼太
彼ジャー。
火神 大我
………お前なぁ。190越えた暑苦しい男二人がそんなの、変だろ。
黄瀬 涼太
大丈夫ッス、青峰っちはそういうの絶対好きなんで!
火神 大我
そういうのって…
黄瀬 涼太
んじゃまた明日!
火神 大我
お前言うだけ言って…はぁ。
満面の笑みで勢いだけは強くそう言い放ち、


更衣室から出ていった。
火神 大我
俺も帰るか。
そうして帰ると。
火神 大我
ただいま…って、また脱ぎ捨てて…。
たまに俺の部屋が広いからとやってくる青峰。


来る分には構わない、むしろ少し嬉しいが、


こうして家に入る度に、


ジャージやらTシャツやらを脱ぎ捨てるのは止めて欲しい。


等と言いつつ、回収し、


畳んでおいておくのが俺のいつもの仕事になりつつある。
火神 大我
…!…あ、ジャージ…。
アイツのジャージを見て、


さっきの黄瀬の言葉がフラッシュバックする。


アイツなら、ソファーで爆睡してるし、


今なら別に、少しだけ、なら。


そう思い、腕を通した。
火神 大我
…なんかこれ…
なんだかすぐ近くで青峰の…その、匂いがして、


かなり恥ずかしくなる。


さて青峰の傍に服を置いておこうと脱ごうとした瞬間。
青峰 大輝
何だ、もう脱いじまうのか?
良いぞ別に着てても。
火神 大我
~~~~ッ!!!
火神 大我
起きてたのかよ!!!
本当にすぐ側に、


あの青峰がにんまりとした笑顔で立っていたのだ。
青峰 大輝
おう、驚かせてやろうかと思ったが…逆にやられたな。
火神 大我
いや、驚いた!!!かなり!!!
火神 大我
もう脱ぐから!!
青峰 大輝
いや別に構わねぇ。そそる。
火神 大我
キモいキモい!!俺風呂入る!!
青峰 大輝
落ち着け、そのままベッド行こう。
ジャージのまま。
火神 大我
脱ぐ、脱ぎます!!
青峰は俺を離さんとばかりに掴み、


逆に俺は青峰から逃げる為必死に風呂場へ逃げようとする。
青峰 大輝
遠慮すんなって、な?
火神 大我
し、て、ね、え!!!!
青峰 大輝
可愛いなぁ、お前。
火神 大我
~~ッ、っるせぇ馬鹿!!!
とりあえずまぁ、







彼ジャーをして分かったのは、












死ぬほど恥ずかしい代わりに、



ほんの少し嬉しくなれることだった。











END

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