第33話

リク*ヒプマイ*夢野幻太郎
2,096
2019/11/09 18:05
はいっ!!今回初!!ヒプマイ!!


イェーーーイッ!!
初ヒプマイで最推しの幻太郎先生が書けるとは…


リク主様あざす!!!
さて…
おっと、それでは、今回夢小説ですな!


どーーぞっ!




『レンアイ知らずの夢野先生』
夢野 幻太郎
作品書けない…ダルい…寝たい…
あなた
ちょ、夢野先生、頑張って。
締め切り一週間前です。
隣で趣味の編み物をしていたら、隣から抱きつかれた。
夢野先生は、私と二人きりになると、


こう…何と言うのか、甘えるんだよなぁ。


たまに、有栖川くんが来ると、


渋々執筆し始めるのだが、


いないと、どうも甘えてくる。






…いや、決して、そういう仲では無いんです。


付き合ってもいませんしね。


私は、夢野先生は尊敬の『好き』ですから。
私は、彼の担当編集者。
…というより、早く原稿を出せと、急かす係。
私に担当が回ってから、出させなかった事は無い。
夢野 幻太郎
あなたさん、恋ってなんなんでしょうね。
あなた
彼氏がいない私への当て付けでしょうか。
夢野 幻太郎
純粋な疑問ですよ。
あなた
というか、私なんかより、作家の先生の方がよっぽどご存知なのでは?
夢野 幻太郎
残念ながら、小生はその方に疎くて。
あなた
意外です、モテそうなのに。
肌は白く、背も高い。おまけにスタイルは良いし、


顔もイケメンだと思う。てか、イケメンだな。
夢野 幻太郎
モテそう…それは理由になるのでしょうか。
あなた
なります、イケメンですから先生。
夢野 幻太郎
…うーん…もう乱数に聞いた方が早いのでしょうかね…
あなた
あぁ、飴村さん…
でも、思った通りの感想は多分…
夢野 幻太郎
返ってきませんね…
飴村さんに聞いたら、


多分適当な感想を述べた後、


お菓子を漁るに違いない。
あなた
先生は、何故恋愛モノなんか書こうと?
夢野 幻太郎
貴女の会社からですよ。
あなた
あー、課長が言ったのか。
あのジジィ…
面倒なことにしやがって…
夢野 幻太郎
レンアイ…そうだ。
夢野先生は、私の手を取って、
夢野 幻太郎
小生の彼女になってください☆
あなた
………は???
思わず、目上の方にも関わらず、


『は?』と、言ってしまったよ。


いや、それどころじゃないだろう。


彼女?先生の?え?
夢野 幻太郎
貴女の事は、好きでも嫌いでもありません。まぁ、好きです。
あなた
ツンデレか。
夢野 幻太郎
それは失礼。
夢野 幻太郎
貴女と付き合ってみて、レンアイを知りたいです。
夢野 幻太郎
小生の手に掛かれば、徹夜なら三日で終わりますから。
あなた
あーそれもっと早く聞きたかった。
夢野 幻太郎
だから、フリでも構いませんので、お願いしたいんです。
あなた
先生が、作品を書けると言うのであれば、私は…構いませんよ。
これから何されるか全然分かんないけど、


この人なら…まぁ、


良いかな。


作品優先、終わったら何もないんだし。


フリなら特に害もないだろう。
夢野 幻太郎
期限は一週間だけで。
フリで構いません。
あなた
はい、よろしくお願いします。
夢野 幻太郎
あぁ、まず敬語から外そう。
あなた
いや、
五秒前まで先生も敬語でしたけど?
夢野 幻太郎
敬語。
あなた
無視かよ…
あなた
分かった、よろしく幻太郎。
夢野 幻太郎
!…あぁ、あなた。よろしく。
そう珍しく素直に微笑むこの先生との、


彼女(フリ)が始まった。






END

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