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第60話

リク*カゲプロ*コノハ
819
2021/04/13 12:00
はいどーも。作者です。


遅くなりました殴っていいです()


ジャックジャンヌ、ルートによってラストが全然違うに気付き、


あぁ、金払ってるとちげぇなぁと、


今9周して制覇して参りました。



はい失礼致しました。


今回はカゲロウプロジェクトでコノハ!


お久しぶりの夢小説ですね!


そんなことよりカゲプロの方が全く触れられてないので、


心配ではありますが…。


どうかお手柔らかに!!


それでは今回もどうぞ宜しく。







『ストレート』








あなた
コノハさん、おかわりは要りますか?
コノハ
…うん、ありがとう、あなた。
あなた
い、いえ!そんな!
私は、メカクシ団の団員、


という訳でもなく、


だけれども事情を知ってしまった不思議な役割をしています。


料理が得意なので、よくセトさんが忙しい時は、


お手伝いをしたり、作ったり。


家事のサポートをしています。


沢山大変なことはあるけれど、


何より居心地がよく、楽しい。


そして団員の皆さんで、一番話し掛けてくださるのが、


この背が高くとてもお強いコノハさん。
あなた
はいっ、おかわりです。
コノハ
…ん。これは何て言う料理?
電子機器に住み着かれる不思議なエネさん曰く、


『何故かあなたと話す時だけ饒舌』らしい、


かといっても、何の害すら無いし、


むしろ癒し…アニマルセラピーに近いアレである。
あなた
あっ、これは誰でも作れちゃう、
簡単で美味しい炒飯です!
コノハ
ちゃーはん。美味しい。
あなた
…!本当ですか?じゃあ今度はキムチ炒飯とか、納豆炒飯とか…他にも…
コノハ
ふふ……うん、楽しみにしてるね。
あなた
え、…?……!?コノハさん、今、
あなた
笑いました!?
無表情が基本であり、


たまにムスっと怒っている時があるけれど、


大体原因はカノさんらしい。


それに対し、まさかの私に対し微笑みかけてくださる。


これはもう写真に収めてご利益を頂ける程…!
コノハ
…?笑った。…それがどうかした?
あなた
えっ、え……え!?
あなた
いや、あのすみません、取り乱して。
笑った姿を見たことがなくて…
コノハ
うん、あんまり笑わない。
コノハ
でも今、あなた可愛かったから。
あなた
~~!?
耳を疑うしかないこの言葉に思わず後ずさる。


そしてコノハさんから出る言葉ではないため、


もう一度後ずさってしまう。
コノハ
使い方、合ってる?
あなた
…合っては、いるんですけど、私は、そんな、可愛い…なんて…
コノハ
でも、カノが。
あなた
カノさん…ちょっと後でお話しようかな…?
こんなに優しいコノハさんをこんな事にしたなんて、


カノさん、ほんとに、許さない。
コノハ
『大切にしたい』って思ってる人に使う言葉だって、言うから。
あなた
…!
あなた
こ、コノハ、さん。それは、
真っ直ぐ何の濁りも無い目を向けられて、


ここからコノハさんの言葉が止まらないことも、


何となく感じ取る。
コノハ
あなたは、僕にとっての、大事な人。
コノハ
好き。
あなた
わ、わ、直球!
あなた
あ…の、でも…。
コノハ
あなたは、嫌い?
あなた
イ、イエ、そういう訳では無いのです、無いのですけれども…!!
コノハ
じゃあ〝結婚〟だね。
あなた
ん!?!?
早すぎるそのストレートな言葉に、


驚きを通り越しそうだった。
あなた
コ、コノハさん、その言葉は一体…
コノハ
あれ、使い方間違えた…?
カノがね、好き同士は結婚するって。
あなた
………。
コノハ
あなた、顔、怖いよ。
可愛いのに、勿体ない。
あなた
!!!
あなた
あ、あの、もうそれくらいに、
コノハ
なんで?
あなた
な、なんでと言われましても…
これ以上私が彼の目を見ていたら、


私は色んな意味で耐えられなくなりそうだった。


ふぃっと顔を反らすと、それを見て、


すぐにコノハさんが近づいてくる。



いや、
あなた
コノハさん、顔、近い!!
近すぎます!!
コノハ
好き、だよ。
あなた
…御勘弁を………!!!
コノハ
あちゃ、とけちゃう。
残念ながら、私のキャパオーバーの方が早く、


ふにゃりと膝から落ちていってしまった。
コノハ
また、今度ね?
あなた
ひぃ…






この後、カノがあなたによる説教に見舞われたのは、


言うまでもない。














END

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