佐藤side
みんな いっぱい泣いてて、
松 「よし、!みんな小指だして、」
中 「...ぇ、」
みんな 意味わかってるから、 マリウスなんか小指だしながらまた泣いて、
松 「松島聡は元気になってまた戻ってきます。またみんなに笑顔を届けます。約束、」
中 「ぅん、約束、」
佐 「待ってる」
マ 「ぞぅぢゃん、」
松 「ぞうちゃん? 笑笑」
菊 「あの、出した小指はどうすればいいですか、?」
松 「ぁ、閉まってください笑。」
そう言うと、 そうの頬に涙が零れた。
ずっと誰にも見せなかった、
そうの涙。 気づいたら俺はそうのこと抱きしめていて、マリウスも抱きついて、それに風磨くんも健人くんも、
佐 「俺らは5人でひとつだよ、」
10時に集まったのに もう14時で、
ぇ、時間過ぎるのはや、
もうみんな泣き止んで 雑談をしている。
中 「ドバイのときさ..」
菊 「そう言えばあなたに話したん?」
松 「ぁ ~ぁ、」
菊 「ぁ~ぁ、 じゃねーよ、」
松 「別れた、」
中 「ぇ、」
松 「生半可な気持ちじゃなくて、」
「今の俺より、ちゃんとパワーアップして、からちゃんと迎えに行きたいの。」
菊 「そんなにパワーアップして、スパイダーマンになりたいのかよ、」
中 「松島も男だな」
マ 「あなたちゃんも待ってるよ。」
松 「ぁ、もう15時じゃん、」
菊 「なんかあるん?」
松 「病院」
菊 「松島病院嫌いなのに頑張ってるな」
そう言って風磨くんはそうの髪をクシャクシャと撫でた。
松 「ぁぁ、もう泣くからやめて、」
松 「じゃぁ、俺もう行くね」
中 「送ってくよ」
菊 「俺も」
マ佐 「僕/俺 も」
松 「ぁははっ、.いや、マネ迎えに来てるし、玄関すぐそこだけど 、 」
そうの 笑顔 久しぶりに見たな、、
松 「じゃぁ、行くね、」
菊 「おう、」
中 「またな!」
マ )笑顔で手振り
佐 「行ってらっしゃい」
ドアノブに手をかけた と思ったら 振り向いて 、
松 「俺がいなくても大丈夫、?やっていける?迷惑かけてほんとごめんね、」
俺が言葉を探してると、
中「こっちは心配ないから、」
「行ってこい!!」
松 「行ってきます !」
その声と同時に扉が閉まった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。