第8話

暇人参上
33,617
2023/08/27 08:41
緑谷視点

「カラオケ行こーよ」
「それっきゃねーな!」
とクラス内はがやがやしてた。

緑「(今朝の事件ヤフートップだ!
早く帰ってノートにまとめなきゃ)」

かっちゃんにノートを取られた。

緑「あっ」

爆「話まだ済んでねーぞデク」

「カツキ何ソレ?」

「「将来のための…」マジか!?く〰〰緑谷〰〰〰!!」

緑「いっ良いだろ、返してよ!!」

かっちゃんがノートに手と手に挟んで個性を発動させた。

ボム

緑「あーーー!!!!?

ひどい…!!」

爆「フン…一線級のトップヒーローは大抵、学生時から逸話を残している。
俺はこの平凡な市立中学から初めて!唯一の!「雄英進学者」っつー“箔”を付けてーのさ、まー完璧主義なわけよ」

って言いながらノートをポーイと外に投げた。


緑「(みみっちい…)」

爆「つーわけで一応さ
雄英受けるなナードくん」

肩にかっちゃんの手がのっていて、煙が出てくる。

緑「…………」

僕は何も言えないで震えていた。


「いやいや…さすがに何か言い返せよ。」

「言ってやんなよ。かわいそうに中三になってもまだ彼は現実が見えてないのです。」

爆「あ、そんなにヒーローに就きてんなら効率良い方法あるぜ。
来世は“個性”が宿ると信じて…屋上からのワンチャンダイブ!!」


爆「何よ?」

かっちゃん達が教室から出ようとすると
あなた

かっちゃんってホントにいずくん好きだよねー『勝デク』いいねー推せる

そこには僕の幼馴染のあなたちゃんがいた。

緑「(あなたちゃん……ごめんちょっと何言ってるかわかんない)」
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あなた視点

トイレから教室に戻ると、あのシーンが…!!

みんなは、何言ってんだこいつって感じの顔してた。
待って、そんな目で見ないで!
泣くで?

爆「I don't know What do say」
(ちょっと何言ってるか分からない)

なんで英語!!?
あなた

ニホンゴシャベッテクダサイ

爆「You should go to a psychiatrist first.」
(あなたはまず、精神科へ行きなさい)

あなた

に、日本語喋ろ?
精神科は遠慮しとくよ。いずくん帰ろー

緑「あなたちゃん…あのノートが…」
あなた

ふふ、ノートならここにあるし爆破される前に戻しておいた。

緑「あなたちゃん!ありがとう…!!」

こうして、2人は一緒に帰ったとさ。(昔話風)

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