緑谷視点
「カラオケ行こーよ」
「それっきゃねーな!」
とクラス内はがやがやしてた。
緑「(今朝の事件ヤフートップだ!
早く帰ってノートにまとめなきゃ)」
かっちゃんにノートを取られた。
緑「あっ」
爆「話まだ済んでねーぞデク」
「カツキ何ソレ?」
「「将来のための…」マジか!?く〰〰緑谷〰〰〰!!」
緑「いっ良いだろ、返してよ!!」
かっちゃんがノートに手と手に挟んで個性を発動させた。
ボム
緑「あーーー!!!!?
ひどい…!!」
爆「フン…一線級のトップヒーローは大抵、学生時から逸話を残している。
俺はこの平凡な市立中学から初めて!唯一の!「雄英進学者」っつー“箔”を付けてーのさ、まー完璧主義なわけよ」
って言いながらノートをポーイと外に投げた。
緑「(みみっちい…)」
爆「つーわけで一応さ
雄英受けるなナードくん」
肩にかっちゃんの手がのっていて、煙が出てくる。
緑「…………」
僕は何も言えないで震えていた。
「いやいや…さすがに何か言い返せよ。」
「言ってやんなよ。かわいそうに中三になってもまだ彼は現実が見えてないのです。」
爆「あ、そんなにヒーローに就きてんなら効率良い方法あるぜ。
来世は“個性”が宿ると信じて…屋上からのワンチャンダイブ!!」
爆「何よ?」
かっちゃん達が教室から出ようとすると
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!