だいぶ片付けて、残り数人程になった。
よし、残り数人! 頑張るぞい!!
轟視点 ⚠口調迷子
あいつ人間なのか?←めっちゃ失礼!!
あんなに動いてるのに息切れ一つしてねぇ。
俺は肩で息をしながらそう思った。
しかも疲れてるように見えない。
体力を消耗しないのか?
むしろ楽しんでるように見えた。
次々に個性を出してくる。だが、仕掛け技が多い。
例えば、無数に氷の塊を吹雪のように放つが、ギリギリの所で個性を消す。
で、防御か個性で打ち消そうとする時に気絶される。
結果、夢咲が全員気絶させた。
もちろん俺も気絶させられた。
だが、俺は気絶させられる前に見た。
夢咲の前髪で隠れている目を。
その目は、妖しく輝いて赤く光っていた。
俺は静かに目を閉じ眠った。
............................
ミッド「ぜ…全員気絶…!!よって───…
夢咲さんの勝利!!!!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。