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第1話

教育実習のこっこ先生
1,205
2018/06/19 05:58
朝遅刻して学校に行くと、知らない先生が居た。


担任の先生に怒られて、その知らない先生には笑われた。目尻がくしゃってなって、何処かうさぎみたいだった。


黒板に、“Jungkook”と書いてあった。



『じゅんぐこっこ……?』
「ふっ、…w」


〔ジョングク先生な、教育実習の先生。昨日のホームルームで先生が来るって言っただろ〕
覚えてないよ
『そうでしたね、すみません』
[グク先生かっこいい〜♡]
クラスのぶりっ子代表だ、チャイム鳴った瞬間来るとか流石。早くカバン片付けちゃお。
「うん」
対応冷た
「手伝おうか」
『大丈夫ですこっこ先生』
「わ、じゅんぐこっこからランクアップした」
『おめでとうございます』
[せんせ〜]
「はい?」
[休み時間恋バナしよう〜]
「先生には敬語ですよ〜」
[ちぇっ、はーいっ、で、いいんですか?]
「だめでーす」
[意地悪ですよ〜!!!]
『しぇんしぇい、ほっぺちゅかまにゃいで』
「ツカンデナイヨ」
『むにゅむにゅひないで』
「シテナイヨ」
[ずる〜私にして下さいよ〜]
「この子が1番もちもちだから」
『はやくはなひて』
「やーだ」
無理やり手退けたら手繋がれた。
『セクハラだよ』
「違うよ生徒との交流行為だよ」
『違うよね』
[先生〜ガチでかっこい〜]
「ほらまた、敬語使いなさい?もう休み時間終わりますよ」
[なんでですか〜]
「年上の人への礼儀ですよ」
[でも〇〇は〜?]
「この子は別」
やだ睨まれたなんで私なんだよ
『カバン、片付けなきゃ』
「手伝うよ」
『じゃあ一人でやってね』
「無理」
なんだこいつ

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