🌺「…とりあえず、」
🌺「…どの駅で降りる?」
🌙「うーん…」
🌙「とりあえず越谷あたり?」
🌺「そだね。じゃそこ行こ。」
私はあまり
東京以外は行ったことないから
埼玉が地元という
そらについて行くことにした。
🌙「越谷レイクタウンは知ってる?」
🌺「名前は聞いたことあるけど…行ったことはないかな。」
🌙「そっかー…」
🌙「めっちゃ広いしいろんな店あるよ笑」
🌺「そなの?!」
🌺「めっちゃ楽しみ…w」
🌙「ふふふww」
🌺「どの店がおすすめ?」
🌙「うーん…」
🌙「あ、めっちゃ美味しいアイス屋あるの!」
🌺「へぇ!」
🌺「食べてみたい…」
🌙「いつか絶対食べよ!」
🌺「うん!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
埼玉付近に入ったけど
人は止まってる。
車も。
🌺「…なんでだろ。」
🌙「…もしかしてさ。」
『 この世界で動いてるの 俺らだけ? 』
🌺「…嘘?」
🌙「でも…」
🌺「そうかもしれない…」
🌺「私のTwitter…まぁまぁフォロワーさんいるけど…誰も浮上してないし。」
🌙「そうなんだ…」
…
この世界で…
2人だけ?
__________
表紙(?)すぐ消されるから
諦めます☆((
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!