死ぬ前に一曲歌うか、

さよらなが喉の奥に
つっかえてしまって
咳をするみたいに
ありがとうって言ったの
次の言葉はどこかと
ポケットを探しても
見つかるのはあなたを好きな私だけ

平気だよ大丈夫だよ
優しくなれたと思って
願いに変わって最後は嘘になって
青いまま枯れてゆく
あなたを好きなままで消えてゆく
分かってもみたいに手に取って
奥にあった想いと一緒に握り潰したの
大丈夫大丈夫
今すぐに抱きしめて
私がいれば何もいらないと
それだけ言ってキスをして
なんてね嘘だよごめんね

こんな時思い出す事じゃ
ないとは思うんだけど
一人にしないよって
あれ実は嬉しかったよ


あなたは勇気を出して
初めて電話をくれた
あの夜の私と何が違うんだろう
どれだけ離れていても
どんなに会えなくても
気持ちがわからないからここにいるのに
青いまま枯れてゆく
あなたを好きなまま消えてゆく
私をずっと覚えていて
なんてね嘘だよ元気でいてねああ

ララララララララ
ララララララララ

泣かない私に少し
ほっとした顔のあなた
相変わらず暢気ねそこも大好きよ


気が付けば横にいて
別に君のままでいいのになんて
勝手に涙拭いたくせに
見える聴こえる全て
色付けたくせに
青いまま枯れてゆく
あなたを好きなまま消えてゆく
私みたいと手に取って


奥にあった想いと一緒に握り潰したの
大丈夫大丈夫
今すぐに抱きしめて
私がいれば何もいらないと
そう言ってもう離さないで
なんてね嘘だよ

嫌

嫌

黙れ

裏切ったの君達でしょ

さよならおやすみ