第5話

@1 第1話「ヤンネール族」
59
2019/03/09 16:51
グチャッ

ネチャッ

ピチャン…
エルカ・ジョンソン
エルカ・ジョンソン
ん〜♪おいしいわぁ〜♪♪
鏡見フブキ(カガミフブキ)
鏡見フブキ(カガミフブキ)
久々に新鮮なものを食べたわ♪
エルカ・ジョンソン
エルカ・ジョンソン
そうね〜♪
モグッ
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
……………………
エルカ・ジョンソン
エルカ・ジョンソン
キリカ?どうかしたの?
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
別に。
エルカ・ジョンソン
エルカ・ジョンソン
そう。まあいいわ。
さ、次の聖地へ行きましょう。
鏡見フブキ(カガミフブキ)
鏡見フブキ(カガミフブキ)
ええ。
ミネア・ジョンソン
ミネア・ジョンソン
待ちなさい。何か来る。
エルカ・ジョンソン
エルカ・ジョンソン
どういうこと…?
まさか…
鏡見フブキ(カガミフブキ)
鏡見フブキ(カガミフブキ)
来るって…もしかして?
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
…何が来るの?
エルカ・ジョンソン
エルカ・ジョンソン
…!キリカ、あなたにはまだ
言ってなかったわね。
この世界には、私たちを狙ってる
ヤツらがいるの。
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
狙ってる…?
ミネア・ジョンソン
ミネア・ジョンソン
ヤンネール族という人々のことよ。
特殊な格好をしていて、
数十メートル先まで覇気が
伝わってくるぐらい、
強力な人物よ。油断ならないわ。
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
そうなんだ…
鏡見フブキ(カガミフブキ)
鏡見フブキ(カガミフブキ)
ヤンネール族は、私たちの
体を欲しがるの。もし捕まった
際には、生きて帰れないでしょうね。
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
そんな…!じゃあ、早く逃げなきゃ!
ミネア・ジョンソン
ミネア・ジョンソン
待て!今物音を立てれば、
奴らにバレる。今は息を潜めよ。
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
で、でも…
鏡見フブキ(カガミフブキ)
鏡見フブキ(カガミフブキ)
いいから、言う通りにしなさい。
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
はい…
エルカ・ジョンソン
エルカ・ジョンソン
いい子よ。さ、静かに。
・・・・・・。
キュウカ(ヤンネ-ル族)
キュウカ(ヤンネ-ル族)
…なんか臭うねる!
チユラ(ヤンネ-ル族)
チユラ(ヤンネ-ル族)
何の匂いだ?
キュウカ(ヤンネ-ル族)
キュウカ(ヤンネ-ル族)
これは間違いなく、喰人の匂いねる!
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
まあ…そう、キュウカが言うなら、
間違いないわね?それじゃあ…
殺るしかないわね!行きましょう。
バレたらまずいから、そーっと、ね。
キュウカ(ヤンネ-ル族)
キュウカ(ヤンネ-ル族)
そうねる!頑張るねる!!
チユラ(ヤンネ-ル族)
チユラ(ヤンネ-ル族)
静かに。
キュウカ(ヤンネ-ル族)
キュウカ(ヤンネ-ル族)
は、はいねる…
_______________________
ミネア・ジョンソン
ミネア・ジョンソン
………………
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
おばあちゃん…
ミネア・ジョンソン
ミネア・ジョンソン
どうした?
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
なんか…怖くて…
ミネア・ジョンソン
ミネア・ジョンソン
無理もない。ただ今は、
息を潜めるしかない。すまないな。
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
ううん、おばあちゃんの
せいじゃないよ。
ミネア・ジョンソン
ミネア・ジョンソン
…!!!…来る。
キュウカ(ヤンネ-ル族)
キュウカ(ヤンネ-ル族)
このあたり…匂うねるぅ…
チユラ(ヤンネ-ル族)
チユラ(ヤンネ-ル族)
ではこの辺りにいるということで
間違いないな。捜索開始だ。
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
…ん?これ。
チユラ(ヤンネ-ル族)
チユラ(ヤンネ-ル族)
これは…喰人の落とし物か…?
さては…チッ、逃げられたか。
キュウカ(ヤンネ-ル族)
キュウカ(ヤンネ-ル族)
待つねる。あれ。
視線の先には…

グイッ
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
ひゃっ!?
エルカ・ジョンソン
エルカ・ジョンソン
キリカ!?
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
みーっけた♪
チユラ(ヤンネ-ル族)
チユラ(ヤンネ-ル族)
おうおうおう、
随分とたくさんいるなあ。
ラッキーだな。こヤツら全員、
まとめてもらってくか。
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
きゃああああ!!!
やめっ…やっ。くっ…!
うぅ…
シュバッ
エルカ・ジョンソン
エルカ・ジョンソン
キリカを離せ!!!
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
む〜り〜♪♪
シュンッ
エルカ・ジョンソン
エルカ・ジョンソン
っ…!
ミネア・ジョンソン
ミネア・ジョンソン
残念だったわね。
ジュコッ
キュウカ(ヤンネ-ル族)
キュウカ(ヤンネ-ル族)
んぐっ!?
キュウカ(ヤンネ-ル族)
キュウカ(ヤンネ-ル族)
ちょ、ちょっとぉ!?
なんねるか!?これはぁ!?
チユラ(ヤンネ-ル族)
チユラ(ヤンネ-ル族)
キュウカ!
キュウカは、だんだんと空へ浮かび上がっていく!
キュウカ(ヤンネ-ル族)
キュウカ(ヤンネ-ル族)
うっ、いやねる!やめるねるー!!
ミネア・ジョンソン
ミネア・ジョンソン
無駄だ。キリカを離してくれるなら
考えてやろう。
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
チッ。
バッ
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
きゃっ!
エルカ・ジョンソン
エルカ・ジョンソン
キリカ!!!
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
いたた…
鏡見フブキ(カガミフブキ)
鏡見フブキ(カガミフブキ)
今手当するわ。じっとしてて。
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
ありがとう、お姉ちゃん。
鏡見フブキ(カガミフブキ)
鏡見フブキ(カガミフブキ)
いいのよ。
ドサッ
キュウカ(ヤンネ-ル族)
キュウカ(ヤンネ-ル族)
えーんえーん(><)
いたいねる…
チユラ(ヤンネ-ル族)
チユラ(ヤンネ-ル族)
だいじょぶか?アジトに
帰ったらゆっくり休ませてやる。
今は休んでいる場合ではないからな。
キュウカ(ヤンネ-ル族)
キュウカ(ヤンネ-ル族)
そうねる!今はとにかく頑張るねる!
チユラ(ヤンネ-ル族)
チユラ(ヤンネ-ル族)
いい気合だな、その調子で行け。
キュウカ(ヤンネ-ル族)
キュウカ(ヤンネ-ル族)
おー!ねる。
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
ねーえ?あんた達の眼球、あたし達に
くれる気は無いかしら?
ミネア・ジョンソン
ミネア・ジョンソン
眼球…貴様らの狙いはそこか。
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
それかぁ、あ・た・ま♪
1番おいしいダシが取れるのよ?
眼球はそのままが1番ね!
ミネア・ジョンソン
ミネア・ジョンソン
貴様…
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
だめ〜?すっごく
欲しいんだけどぉ〜。
ミネア・ジョンソン
ミネア・ジョンソン
そこで良いと言う人が
いると思ったのか?
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
ヒルダ(ヤンネ-ル族)
念の為よ〜。
いるわけないじゃないの。
ミネア・ジョンソン
ミネア・ジョンソン
そうか。まあいい。
鏡見フブキ(カガミフブキ)
鏡見フブキ(カガミフブキ)
どう、キリカ。傷は少しでも癒えた?
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
うんっ、ありがとう、お姉ちゃん!
鏡見フブキ(カガミフブキ)
鏡見フブキ(カガミフブキ)
そう、良かった!
って、安心してる場合じゃないわね。
今は戦いに専念しないと。
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
そうだね。
エルカ・ジョンソン
エルカ・ジョンソン
フブキ、キリカ、
無理はしないように。
鏡見フブキ(カガミフブキ)
鏡見フブキ(カガミフブキ)
ええ!
鏡見キリカ(カガミキリカ)
鏡見キリカ(カガミキリカ)
うん!!
ミネア・ジョンソン
ミネア・ジョンソン
さあ…行くぞっ!!!

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