高橋side
春松竹の稽古中なんすけど、、?
なんか今ってゆーか、今日のおとちゃん、
見てられへん。
変な意味ちゃうで!?←
振「1.2.3.4.5.6.ターン、」
振「1.2.3.4.5.6.ターン、」
振「音海遅れてる、」
音海「はいっ」
振「音海、もっと高く、」
音海「はいっ、」
振「音海~、ステップ右からやで」
音海「あっ、すみませっ、」
なんか、いつも以上に
振り付け師さんから何か言われてて
見てるこっちが何て言うか、
辛いって言うか、心配って言うか、
何て言うかわかられへんけど←
今日のおとちゃん、なんかおかしい。(
体調悪いんかな?
なんかあったんかな?
声かけてみる?
顔いつも以上に赤いし、
えー、いやいやいや、なんで俺が、?
あー、でもキツそうやし、、
声かけてみよ。おん。(
一応シンメやし、、ん。
後ちょっとで休憩やし。
『おとちゃん、?』
音海「ん?何?」
『どうしたんすか?』
音海「はぇ?なにが?」
『いやー、いつも以上に何か言われてるなっt「以上??」あー、』
音海「“以上に”って何?失礼やん。」
『あ、いや、なんかー、、、』
『今日のおとちゃん、しんどそうって言うか、
いつもと違うなぁて、、』
音海「大丈夫やんで。
あっちの子の方がヤバイんやない?」
あっちの子?
おとちゃんが指す方を見てみると...!!←
『え!?』
音海「ほら西畑。絶対無理してるやろ?」
『だいごくん、?』
音海「恭平行かんのならおと行ってくる。」
『いや、おとちゃんも無理してるやん??』
音海「え?やって、無理せな皆に追いつけへんから。」
え、認めた?認めたよな?
今無理してるって、認めた!←
音海「行ってくるわ~」
『いやちょ、』
音海「っと。」
『っっと、』
音海「あ、ごめっ、」
『熱ない?』
おとちゃん、しんどいやん。絶対。
フラフラやし、熱かったし、。
俺がなんかせなあかんのやろうけど、
だいごくんの所に行ってまった。。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。