第52話

及川side
3,189
2019/11/06 16:36

黒「はあああ………懲りねぇなぁ」





そんなことを言ってベットにストンと座ったてっちゃん(?)




俺はベットじゃなくて床に体重を下ろした。








及「結構言い合いって疲れるんだね」






黒「もう懲り懲り」









さっきから懲り懲りだとか懲りとか何とか(?)




多分てっちゃんとは合わないタイプかもね……















さっきまで言い合いしていたのはあなたの事での話。





けど、そのあなたが居ない。







及「……あれ?あなたちゃんは?」





黒「あ……」





『したでごはんつくってんじゃねーの?』
と、てっちゃんはそう言った。



てか、あなたちゃん料理できないからね!?






そこ!みんな覚えとこ?(









てか、俺も結構上からだけど…

あなたちゃんの包丁の持ち方見てから言ってよね、君たち(





あなたちゃんの持ち方はね、ほんとプロだから1回見て見て!()







あ、此処から先言うと怒られるから辞めるね!‪w





及「あ、じゃあ行こうよキッチン」




黒「?‪分かった」







あ、そこはいいんだ?(








寸なり了承したてっちゃんと一緒に下へ。












───




そこで見た光景。


わかると思うよね、皆は、














あなたがね、…………







「……こう切るんだ 」



研「………これから練習していこ」










ふと見れば孤爪くんの手があなたの手を掴んでいるのが分かる。








「…切れた!」



研「……ん、…」





あ、次は頭を撫でてる。












言葉より先に足が動いてた。












及「……あなた…ちゃん」






「あ、徹…もう終わったの?」













孤爪くんから俺に目を向けると フワッと笑顔を見せてそばに来てくれた。







及「…ッて、てっちゃんがさ!本当にしつこくって〜 」




黒「いや、それそっちだろ‪w‪w」






「てっちゃん?‪w」











さっき、孤爪くんがあなたに、触れた瞬間
胸の裏側?みたいなところが締め付けられた。











最近あなたが、誰かといると

こういう気持ちになる。




モヤモヤというか、イライラだとか。











俺病気なのかな、






それか、………………ヤキモチ…………?








































「ん?どうしたの? 」







及「な。…なんでもない!」







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