黒「はあああ………懲りねぇなぁ」
そんなことを言ってベットにストンと座ったてっちゃん(?)
俺はベットじゃなくて床に体重を下ろした。
及「結構言い合いって疲れるんだね」
黒「もう懲り懲り」
さっきから懲り懲りだとか懲りとか何とか(?)
多分てっちゃんとは合わないタイプかもね……
さっきまで言い合いしていたのはあなたの事での話。
けど、そのあなたが居ない。
及「……あれ?あなたちゃんは?」
黒「あ……」
『したでごはんつくってんじゃねーの?』
と、てっちゃんはそう言った。
てか、あなたちゃん料理できないからね!?
そこ!みんな覚えとこ?(
てか、俺も結構上からだけど…
あなたちゃんの包丁の持ち方見てから言ってよね、君たち(
あなたちゃんの持ち方はね、ほんとプロだから1回見て見て!()
あ、此処から先言うと怒られるから辞めるね!w
及「あ、じゃあ行こうよキッチン」
黒「?分かった」
あ、そこはいいんだ?(
寸なり了承したてっちゃんと一緒に下へ。
───
そこで見た光景。
わかると思うよね、皆は、
あなたがね、…………
「……こう切るんだ 」
研「………これから練習していこ」
ふと見れば孤爪くんの手があなたの手を掴んでいるのが分かる。
「…切れた!」
研「……ん、…」
あ、次は頭を撫でてる。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。