第43話

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2019/09/23 00:01

まだ空は暗いのに鳥の声がふと耳に入った。


「ん、……朝…??」


重い体を起こすと、隣には綺麗で整った顔が………(及川)



まぁ、其れは徹なんだけど(





結局2人で雑談しながら寝た…多分。




及「んー…あなた……ねぇあなた?」


「…っえ、何?」



何回も名前を連呼されたもんだから吃驚して見た。


徹は勿論なんも用事はない。(



「あ、徹、今日何かあるの?……」


「バイトとか…」と付け足せば わしゃわしゃと強引に撫でてきた。


及「……なんにもない……からさ、……デートしよーよ」


























「……ここどこ」



ぽつんと急に子共が都会に出されたみたいな……



そう、今は道に迷っていた。

てか、徹とはぐれた…誰か助けて………







「えー、なにあの子…」


「迷子?」




そんな言葉が飛び交うここは東京。


折角新幹線で朝イチに来たのにね、はぐれたの………



事の始まりは数時間前………



及「やっと着いた!!…遠かったねー 」


「うん、…ねぇ、徹」



及「なに?」


「デートって言ったよね…」


及「?デートだけど…? 」


「これは旅行って言うんだよ? 」



受験生はこんな暇ないんだよ………

徹に着いてきた私も悪いんだけど……



及「……あ、今後悔してるでしょ?」


「うん、物凄く」


及「‪‪w‪wまーいいじゃん!

何時も勉強してるからさー、息抜き息抜き!」



「え、そっかー」



もういいや、考えるのやめよ(





「あ、…徹あのお店行きt……って、…え?徹?」



はい、あの馬鹿はいなくなったわけ(

ずっと隣にいたのに。




ていうか、手を話したのか……





















「はぁ、……ここ初めて来たところだし…」



キョロキョロと周りを見渡すのはそう時間はかからなかった。

だけど、ね…………



「……どうしよう…」




皆が私だけを避けて通り過ぎていく。



あー、泣きそう……都会人…怖い……





目に薄らと涙を浮かべると、肩をトンと叩かれた。




??「…迷子か?」


??「ゲーム買いに行きたい… 」


??「後にしろよ‪w」





声のした方を振り向くと…?

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