第6話
未来予約🐥【東キム短編】
声の色に動きたくないって気持ちが凝縮されてる
作るの面倒なんだな
私が無視してドラマを見続けていると
ラーメンは諦めたのか
私の身体に寄りかかるように座って
スマホをいじり出したジミナ
ジミナが見せてきたスマホの画面には
湯煙を背景に顔を寄せ合って写っている
あなたとテヒョンアの写真
テヒョンアからたった今
カトクで送られてきたらしい
連休に
仲良く旅行に行ってるあなた達に比べると
私達はなんて日常らしい日常を送ってるんだろうか
ジミナとは物心つく前から一緒にいる
付き合い出してからは
えっとー、、7年?8年?
少し考えないと思い出せない
付き合ってる年数が長くなれば長くなる程
なにか特別なことをしようって気持ちも薄れてくる
周りからは冷めてるねとか
マンネリ化してるねって言われたりもする
だけど
私とジミナの仲は良い
一時期、ほんとにマンネリ化して
レスに陥ったこともあったけどㅋ
私の隣で
寝癖をつけているこの男の親友の強すぎる後押しもあって
それは無事に解消された
今では
付き合い始めとまではいかないけど
ちゃんと仲良くヤってる←
そんな日常だ