第12話

絶賛彼女募集中!
440
2021/03/08 08:33
ー放課後ー
ななもり。
みんなっ!ここ!✨行きつけのカフェ!✨
ジェル
わぁ、オシャンティーなお店。
さとみ
オシャンティーって……。
わぁ皆さん!お久しぶりです!なーくんだよ〜(人 •͈ᴗ•͈)

作者がずっと怠けていたから、そろそろ起こしたよ🌟
貝柱
貝柱
ごめんなさい。m(_ _)m
そして、今日は行きつけのカフェに、仲良しグループできてます〜!イェーイ!
このコーヒーの香りが好きで、よく来てるんだよね。スイーツも美味しいの!✨
莉犬
俺、犬だからコーヒー飲めなくね?
さとみ
お前毎日チョコ食ってんじゃん。人種だろ。
るぅと
それにしても、友達と遊ぶなんて久しぶりですね✨
ころん
なーくん、女子力高くね?
ななもり。
そんなことないよ💦あ、注文しよっか
ジェル
じゃあ俺は三ツ矢で。
ななもり。
無いね。
ジェル
じゃあ俺はジンジャーエールで。
ななもり。
無いね。
ジェル
じゃあ俺はストロングゼロで。
ななもり。
もう帰る?(^^)
ジェル
スイマセン
さとみ
www、すいませ~ん、オーダーお願いします
モブキャラ
はい。…あっ…!
ななもり。
?どうかされましたか?💦
モブキャラ
えっ///あ、あの…っ
カフェ定員
カフェ定員
好きです!!付き合ってください!!///
ジェル
え、俺?
さとみ
オメーは引っ込んでろ。
るぅと
な、なーくんに言ってるんじゃ?
…俺の脳内ではひよこが宇宙を飛び回っています。
ななもり。
え、俺ぇぇぇぇぇ⁉
カフェ定員
カフェ定員
はい!///いつも、見ていました…。一目惚れだったんです…。
ななもり。
え、俺は恋愛経験もないし…
ジェル
つまり、童t…
ななもり。
(^^)?
ジェル
(;^ω^)
カフェ定員
カフェ定員
あの、明日、この時間に○○駅前で待ってます!///
カフェ定員
カフェ定員
それではっ!///💦(逃亡)
ななもり。
…いや、オーダー頼めてないけど。
莉犬
ね。
さとみ
2人とも今は違くね?天然?
ななもり。
…どうしよう。明日。断れないよ…。
るぅと
まぁ、取り敢えず行ってみたらどうですか?
ななもり。
…そだね。
ころん
あの子、美人だったよね。体も…。
莉犬
体とか、どうでもよくない?
ころん
ワオ、健全。
…取り敢えず、行ってみようかなぁ。








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ななもり。
一日とは儚い時間だ…。
さとみ
大袈裟。
いつの間にか待ちあわせ時間。時の流れは恐ろしい。
るぅと
大丈夫ですよ!万が一のため、釘バットも持参済みです!
そんな可愛い笑みで言われたら余計恐怖だわ。
莉犬
あ、来たみたい!💦俺たちは隠れて見守りますから!( ´∀`)bグッ!








-
カフェ定員
カフェ定員
あ、こんにちは…!💦
ななもり。
こんにちは。あの、昨日はありがとう。言うのが遅れてごめんなさい。
カフェ定員
カフェ定員
いえいえそんな!こちらこそ、急ですいません。
ななもり。
で、今日は何だろう?
カフェ定員
カフェ定員
今日は少し話したくて、誘っちゃいました…。ダメ、でしたか?
あざとい上目遣い…。こういうのがハニー・トラップなのかな?(違うと思う。バイ作者)
ななもり。
大丈夫だよ〜。じゃあ、少し歩こっか。



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るぅと
いい感じですね!✨(尾行中)
さとみ
(俺たちの方が怪しくね?)


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着いたのは、海がよく見える展望台。
カフェ定員
カフェ定員
あの、私、男性を、好きになったの初めてなんです。こんなに胸が高鳴ることも初めてで。
ななもり。
…うん。
カフェ定員
カフェ定員
ずっと、話してみたかったです。だから…今とっても幸せです。ニコッ
ななもり。
そっか、、。
俺がつい、顔を背けると同時に、携帯の着信音が。
カフェ定員
カフェ定員
あっ、すいません💦失礼します!


…俺は、恋をしたことが無い。一目惚れなんて夢のまた夢。

あの子の名前もまだ知らないし、外面しか知らない。

…わからない。俺も。あの子もきっと同じ気持ちだ。

でも、だからこそ、断れない。…どうしたらいいんだろう。
ジェル
なーくん。
後ろから肩を掴まれ、振り返るとジェルくんがいた。
ななもり。
ジェルくん…。
ジェル
wなーくん、随分困っとるなw
ななもり。
なっ、笑い事じゃないんだよ⁉こっちは
ジェル
…なーくんは優しすぎるんじゃない。
ジェル
考える気持ちも分かるけど、はっきり答えが出ないんは、後が怖いからちゃうん?
ななもり。
…それは…。
ジェル
嘘の正解なんか導かんで、答えじゃなく、まず自分と向き合ったらどうや?
ジェルくんの髪が波風でサラサラと凪のようになびく。
ななもり。
俺は、俺が好きなのは____
喉がつまる。…俺は誰が「好き」と言おうとしたのだろう。
ななもり。
…ううん。何でもない。ありがとう。ジェルくん。
ジェル
…うん。本当のなーくんの笑顔や。ニコッ
ななもり。
……!!
思わずドキッとした。綺麗だったから。
ジェル
じゃあ、頑張ってーな!
そう言ってジェルくんは急いで階段を下りて、皆がいるであろう、死角に戻った。



……俺が好きなのは……。


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やっぱり、なーくんの笑顔は素敵や。


どこまでも優しい笑みをしている。俺はそんななーくんの笑みが好きなんやな。
ジェル
ただいまー!
るぅと
声でかい、うるさい。
ジェル
🥺
るぅと
その顔うざいです。
ジェル
🙄
莉犬
何話してきたんですか〜?
ジェル
ひ・み・つ♥
莉犬
…。
カフェ定員
カフェ定員
でさーwwwそう、マジチョロいwww
ジェル
ん…?あの子の声?まだ通話中なんや。
カフェ定員
カフェ定員
あいつ、顔良いから隣で歩けば私モテるっしょ?wちょうど、欲求不満だったしぃー、恋愛未経験らしいから簡単に墜ちるっしょwww
さとみ
…これ、なーくんのこと…?
ころん
えっ、最低じゃん…。
さとみ
ちょ、ジェル!!⁉
気づけば、俺はその女の手首を握り締めていた。
カフェ定員
カフェ定員
いったぁい…!ちょ、誰⁉
眉を釣り上げた女が、俺をキッと睨む。
ジェル
なーくんは、、お前みたいな奴と付き合う訳ないやろ。
カフェ定員
カフェ定員
は、なーくんって、あの男子?まず、あんた何よ?
ジェル
なーくんを騙していいのは、













ジェル
俺だけや。
さらに強く手首を握る。まるで俺の心の全てを表すように。
カフェ定員
カフェ定員
っ、キモっ!!もういい!!!!
女は俺に背を向けて走っていった。
ななもり。
ジェル…くん?
ジェル
なーくんっ⁉ッ…ごめん。勝手なこと言って…
ななもり。
大丈夫。だいたい途中からあの子の怒鳴り声で分かってた。
ななもり。
…俺は、ジェルくんが好きだよ。
ジェル
……ハ?//////
ななもり。
?友達として。
ジェル
…⁉びっくりしたァァァ!!
ななもり。
え?💦
さとみ
(完全に俺たち空気…。)







なーくんは俺のことが友達として好き。





だから、バレンタインでキャンディーを俺に。






俺は……何で「俺だけ騙していい」と言った?


まず、何を騙している?
ジェル
…俺は頭悪い自分が嫌いやぁぁ!!!!
ななもり。
ジェルくん⁉


もう少し、自分の気持ちを騙し続けよう。


そう思えた1日だった。





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貝柱
貝柱
くそ長いッッッ、最後まで読んでくださってありがとうございます!!あ、お久しぶりです( ´∀`)
貝柱
貝柱
今、「聞こえますか」1話だけ書き終わってるんですけど、見たい人います?
あ、桃赤で病気・死ネタです。
貝柱
貝柱
今回出てきた女は私が手羽先にしましたからご安心を🌟 🧍→🔪→🍗→👄
貝柱
貝柱
では、グッバイビ🌟

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