第8話

1人で。
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2018/07/26 05:42
1人で帰るなんて久しぶり。


いつもサイバっちかしんちゃんと
帰ってたから。

たまには寄り道でも…するか。


珍しく近くの商店街を通った。

やっぱり変わんない。



あ!あなたちゃん!
あなた

そこには、しんちゃんママが。
あなた

昨日はしんちゃんに迷惑かけちゃって…ごめんなさいっ

いやいや!いいのよー!
そんなの!
あの子ももう高校生なんやから!
あなた

あははっ!そうですか!

おばちゃんちょっと暇でね。
あなたちゃんは学校帰り?
あなた

はい!しんちゃんとサイバっちは
部活体験なので!

あら!そーなのね!
朝言ってたわー。

しんちゃんのママって
すごいかわいい。
しんちゃんもかっこいいからだよね?笑







あなたちゃん今お暇?
良かったら、何か買ってあげる!
あなた

ええ!いいんですか!

進級祝いね!


しんちゃんママと私は
雑貨屋さんへ入った。
あなた

わぁー。かわいい!

私が手に取ったのは、かわいいハートのイヤリング。




あらー!それあなたちゃんに
すごく似合ってる!
あなた

ほんまですか!?笑
嬉しい!

こーゆーの付けたことないから…
なんか恥ずかしいなぁ笑
それ買ってあげるっ
あなた

え!いいんですか!

うん!あなたちゃんに
すごく似合うと思うの!
あなた

ありがとうございますっ!

はい。
あなた

わー!!ありがとうございますっ!
かわいいっ!

また今度、会うときに付けてきてねっ!
楽しみだわーっ
あなた

はい!もちろん!
しんちゃんママありがとうございますっ!


いえいえっ!

あ、私、買い物し忘れたものあったわ。
じゃあまたね!
ママによろしくって言っといてねー!
あなた

はい!今日はありがとうございましたっ!


しんちゃんママはスーパーの方へ歩いてった。


しんちゃんママ
かわいいなぁ。

いつ見てもモデルさんみたい。


このイヤリング…遊ぶ時付けたいなぁ。




私は鞄にそっとしまった。


さて。帰るか。



こっから家はまぁまぁの距離はあるけど、運動がてらにいいよね。
あなた

はぁーーーっ。

2人とも…いいなぁ。

高校生活充実してそう。

私なんて…きっとずっと勉強して。
バイトなんだろーな。

なんか…離れた気分。


3人ずっと一緒だったのに。


…。やだなぁ。






さっきから後ろからつけられてる?

私は後ろを振り向く。


でも、誰もいない。
あなた

??


いや。でも、絶対誰かにつけられてる。


結構前からなんだよね。



3人で帰る時もそうだ。


私は歩くスピードを早くした。


やっぱり。誰がつけてきてる。


ストーカーだ。




もうすぐ…家。


早く着け!!!


マンションのエントランスへ駆け込んだ。
あなた

…はぁっ



よかった…



どうしよう…
いつか私襲われちゃうのかな…


これから
1人で帰るの…
なんか怖いな。

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