第105話

cooking -2-
4,673
2022/02/23 02:55


謙杜side





謙杜『おっしゃあ、やったるでぇ!!』





今日はいつもより早起きであなたに日頃の感謝を込めて壮大な計画を用意した。





なにわ男子の爆イケ少年こと謙杜お兄ちゃん特製、プレミアム朝食セット〜!!!!





これであなたもイチコロや!!





5分後_____






謙杜『わぁっ、せっかく目玉焼き作ろうとしたんに黄身が潰れてもうたやん!!』





謙杜『あぁ、パン焦げてもうたぁ...』






只今、大苦戦です。





なんでこんなに料理ってムズいん!?





あなた『....朝から騒がしいねんけど、何しよるん?』





謙杜『えっ、あっ、これは.....』






げっ、あなたきてもうた...
せっかくの計画がぁぁ!!



 

あなた『ご飯、作ってくれとるん?』





謙杜『そ、そんなんちゃうしっ!! たまたまキッチンにおっただけやし!! あなたに日頃の感謝を込めて朝食作ろうとか思ってへんし!!』





あなた『....全部言ってるやん』





謙杜『あ.....』





や、やらかしたぁぁぁぁぁ!!





あなた『気持ちだけでええから、ありがとう笑』





謙杜『え??』





あなた『その気持ちだけで嬉しいし、ほら、目玉焼き失敗したんやったらスクランブルエッグ作らんと!!』





謙杜『あっ!!』





あなた『はよせんと焦げてまうで!!』





やっぱりお兄ちゃんとはいえしっかり者の妹には敵わんわぁ...





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謙杜『っていうことがあってん!!』





西畑『で、リベンジしたいん??』





謙杜『当たり前やないっすか!!』





流星『まぁ、将来の為にも料理は必要やしなぁ、』





道枝『僕もそろそろ出来るようにならんかなぁ、』





藤原『多分、みっちーは不器用やから火傷してまうで笑』





大橋『料理やったら任せや!!』





高橋『じゃあ今日から大橋くん家に居候しますわ、』





あなた『流石にそれはないやろ笑』





謙杜『ほんまよ恭平くん、笑』





西畑『いや、謙杜もやろ笑』

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