第50話

一件落着
1,165
2023/12/07 06:55
(なまえ)
あなた
ここ、なの…?















紙に書いてある所と同じ所のはず…なんだけど。














なぜかそこには、からぴちのみんながいた。














うりも含めて。














(なまえ)
あなた
みんな、どうしてここにいるの…?
(なまえ)
あなた
それに…うり、連れ去られたはずじゃ…?















私は理解が出来なくて、半分パニック状態になっていた。














じゃぱぱ
じゃぱぱ
…ごめん、あなたちゃん!
(なまえ)
あなた
…え?
たっつん
たっつん
実はあの紙、嘘やった。















え?どうして嘘つく必要が…?














えと
えと
あなたちゃんの記憶を取り戻すための嘘だったんだ!















私だけのために、そんな事してくれるの…?














でも、どうしてこれで記憶取り戻すって分かったんだろう…?














どぬく
どぬく
もふくんが考えた作戦なんだよね!
(なまえ)
あなた
え、そうだったの?
シヴァ
シヴァ
そうなんだよ~
なおきり
なおきり
流石もふくんっすよね!
もふ
もふ
今までの事と同じ事をやっても思い出せないなら、こうやって追いかけさせるような形にした方がその人の事を思って思い出せるんじゃないかと思ったんだよね!















流石もふくん、読みが当たってる…!














のあ
のあ
みなさん、肝心の事が聞けてませんよ!
るな
るな
そういえばそうだよね!
ヒロ
ヒロ
あなたちゃん…記憶、戻った…?
(なまえ)
あなた
戻った…戻ったよ…!
(なまえ)
あなた
みんな…本当に…エグッありがと…















その時。














うりが、私の方に駆け寄ってきて、そのまま…














ギュッと、抱きついてきた。














うり
うり
あなた…!本当に、本当に良かった…!
うり
うり
このまま、永遠に記憶が戻らなかったら…って思うと、怖かった…!















私を抱きついてる腕が震えてるのが分かって、ますます胸がきゅう、と苦しくなった。














うりに、こんな辛い思いさせて…バカか、私は。














それに、うりだけじゃない。














みんなにもきっと…いや絶対、迷惑かけた。














だから、謝らなきゃ…!














(なまえ)
あなた
みんな、ごめんね…!
ゆあん
ゆあん
!なんであなたちゃん、謝るの…?
(なまえ)
あなた
私のためだけに、こんな事させてしまって。
(なまえ)
あなた
それに…みんなを悲しませて、ごめんね…!
(なまえ)
あなた
迷惑だったよね?
なおきり
なおきり
何言ってるんすか!
からぴち
からぴち
全然迷惑じゃ/ない!/ないです!
じゃぱぱ
じゃぱぱ
それより、あなたちゃんの記憶が戻って、良かったよ!















迷惑どころか、むしろ喜んでくれるなんて…なんて、心が広い人たちなの。














だから、私は応えるようにこう言った。














(なまえ)
あなた
みんな…ただいま!















今までの感謝の意を込めてー














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主(十六夜さくら🌸🍃)
主(十六夜さくら🌸🍃)
はい、いかがでしたでしょうか!
主(十六夜さくら🌸🍃)
主(十六夜さくら🌸🍃)
なんとこの第2章もですね、そろそろ完結します!
主(十六夜さくら🌸🍃)
主(十六夜さくら🌸🍃)
第1章と比べると大分話数が少なくなってしまうんですけどね…
主(十六夜さくら🌸🍃)
主(十六夜さくら🌸🍃)
それでも応援してくださると嬉しいです( ´艸`)
主(十六夜さくら🌸🍃)
主(十六夜さくら🌸🍃)
それでは~、
からぴち
からぴち
おつぴち!

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