そう岸に聞かれた瞬間、俺はドキッとした。
その時とっさに
なんて言ってしまった。
たしかにケンティーgirlsは”彼女”ってなってるけど
俺にも本気で、好きで、付き合いたい、ずっと支えていきたい、
守りたいって思う人物がいた。
俺と少し歳の差が激しいけれど、そんなの構わない。
周りがなんと言おうと俺は戦おうと思ったけれど、
年下3人組(聡マリあなた)の格差があった時
その女の子を支え続けてくれていた人がいて、
格差の為、当然俺と彼女が会う機会も減り、
数日後に彼女と会う機会が出来、彼女と雑談をしていたら
あなた「あのね、私、岸くんのこと好きになっちゃったっぽい。」
あ〜、ついに来たか。
俺の恋終わったな。
でもこの格差を無くせばあなたと一緒にいれるし、
岸からあなたを奪うことだってできるかもしれない、
普通は好きな人の恋は応援するものだけれど、
今回ばかりは譲れない。
俺は勝利と菊池と3人でジャニーさんに掛け合ったし、
もちろん個人的にも掛け合いに行った。
だけどジャニーさんは耳を傾けてもくれなかった。
だけど自然と時が経つにつれて格差も減って俺は
あなたといるじかんがふえた。
けれどもう遅くて、あなたは岸と付き合っていた。
でも俺は諦めない。
自分の力であなたを岸からうばってみせる。
このことは菊池しか知らないし、岸には絶対に言わない。
当分は内緒❤︎
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!