おー速い!
マンガだったら『コケッ!』となるところだ。
うーん、窓は、あれかな、音がたつからね…。
じゃあ、裏口からにしようかな。
裏口に行くと、残念なことに表と同じ自動ドアだったので、自動ドアを手でこじ開けて入った。
やっぱり、悪魔も笑うんだ。
じゃあ、私の死体を見に行こうかね。
お母さんは泣いていた。
悲しいのだろう。
不謹慎ではあるけど、嬉しい。
~~~~~~~~~公園~~~~~~~~~~~
呪文?
なるほど~。納得納得。
パンッパンッパンッパンッ
悪魔はいきなり手拍子を始めた。
どうしたんだろう?
パンッパンッパンッパンッ...
すると、身体中が泡のようなもので包まれ────
それが収まると、身体からは、線香の匂いはもちろん消えていて、さらに、とてもいい匂いがした。
どれもこれも、透明人間ってすごい。
そう思った。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!