第12話

九話
930
2022/02/14 08:45
あなた『ハートの女王、?』


グリちゃん「何なんだゾ?ハートの女王?偉い人なのか?」


?「昔、薔薇の迷宮に住んでいた女王だよ」


?「規律を重んじる厳格な人柄でトランプ兵の行進も薔薇の花の色も一切乱れは許さない
マッドな奴らばっかりの国なのに誰もが彼女には絶対服従。
なんでかって?
規律違反は即打ち首だったから!」


あなた『えぇ!う、打ち首っ!?そんなっ、ででも規律違反は確かにダメだよね、』
(す、少しやり過ぎな気がするなぁ💦)


グリちゃん「こ、こえーんだゾ!」


?「クールじゃん!オレは好き。
だって、優しいだけの女王なんてみんな従わないだろ?」




確かに、お館様も優しく、厳格で家族思いな人だったな、、、くぅるって何だろう、


グリちゃん「確かに。リーダーは強いほうがいいんだゾっていうか、オマエは誰なんだゾ?」


エース「オレはエース。今日からピカピカの一年生。どーぞヨロシク♪」

わぁ!
すっごくお顔が整っていてカッコいい💕
お顔にあるハートのも似合っててすっごく素敵///


グリちゃん「俺様はグリム!大魔法士になる予定の天才だゾ!
こっちは俺様の子分の甘露寺あなた!スッゲェいいやつなんだゾ。」


あなた「///初めまして!今日からグリちゃんと一緒にこの学舎に行かせてもらうあなたです!」テレテレ


エース(!!なにこの子クソ可愛いんだけど、///さっきはグリムとかいう狸にしか目がいってなかったから分かんなかったけど、、待ってヤバイって///オレ今絶対顔赤い!!)

あなた『えーすくん、?どうしたの?
!もしかして体調悪い!?』
大変!お顔から湯気が出そうなほど真っ赤!


グリちゃん「ゆでダコみたいなんだゾ」


エース(えーすって舌足らずとかあざといぃぃ💘いや、でもこれ無意識っぽい、、天然とかヤバイって///)
「全然だいじょーぶ!!えっと、ぐりなんちゃらとあなた?」


グリちゃん「グリなんちゃらじゃなくてグリム様なんだゾ!!!」


エース「おぉ、わりぃわりぃ」


笑顔も素敵っ💘名前で呼ばれちゃった///


グリちゃん「なあなあ、エース。それじゃあっちの目に傷のあるライオンも有名なヤツなのか?」

あなた『あっ!私も気になってたの!ワイルドで素敵よね!』


エース「もちろん!」
(オレも目のペイント傷にしてみようかな←)



エース「これはサバンナを支配した、百獣の王。でも生まれながらの王じゃなく綿密に練った策で玉座を手に入れた努力家だ。
王になったあと、嫌われ者のハイエナも差別せず一緒に暮らそうって提案した。」



グリム「おおっ、ミブン?っていうのに囚われないヤツはロックなんだゾ!
手前のタコ足のおばさんは誰だ?」


あなた『ろっく?』
エース(舌足らずっっ可愛すぎんだけど!)


エース「ヴヴン深海の洞窟に住む、海の魔女。
不幸せな人魚たちを助けることを生きがいにしてた。
お代さえ払えば変身願望から恋の悩みまでなんでも解決してくれたらしい。
彼女の手にかかれば叶わない願いはなかったらしいよ。ま、お代はちょっと高かったって話だけど。

なんでも叶うってんなら、当然だよな。」


グリム「にゃっはー!
つまりオレ様も大魔法士になればリッチになれるってことか!?
じゃあじゃあ、このでかい帽子のおじさんは?」


あなた『はしゃいでるグリちゃんも可愛い💕///』

エース「あんたが一番可愛いわ!」
(んじゃ、その帽子のは、)

グリちゃん「思ってることと言ってることが多分逆なんだゾ。引(;゜゜)」

あなたテレテレ
『///か、可愛いだなんて///』

エース「いや、もう無理、尊い、///」


グリちゃん「コイツ壊れたんだゾ、んなことはいいから←
さっさと説明するんだゾ!!」


あなた『説明お、お願い///』


エース「ギャンカワ、ヴヴん!!えっと、それは砂漠の国の魔術師。
間抜けな王に仕えてた大臣で王子と身分を偽って王女を誑かそうとしてたペテン師の正体を見破った切れ者!
その後魔法のランプをゲットして世界一の魔術師にまでのし上がった!
さらにはその力で王の座まで手に入れたんだって。」


グリム「ほほぅ! やっぱ魔法士には人を見る目も必要ってことだな!
おおっ、こっちの人は美人だゾ!」

あなた『ほんとだ!綺麗な人!」


エース「(あなたのほうが綺麗だわ)これは世界一美しいといわれた女王。
毎日魔法の鏡で世界の美人ランキングをチェック!んで、自分の順位が1位から落ちそうになったらどんな努力も惜しまずやったって話。
世界一の美を保つことへの意識の高さっつーの? ハンパないよね。
あと毒薬作りの名手でもあったらしーぜ。」



グリム「キ、キレーだけどおっかねえんだゾ……」


なんだかしのぶさんみたい、、、
また、会いたいな、



エース「そお? 譲れないこだわりがあるのはカッケーじゃん。」


グリム「た、確かに、一本芯が通ってるのはカッケーな!
向こうの頭が燃えてる男は? 見るからにコエーんだゾ。」

あなた『髪が燃えてる!!』


エース「死者の国の王!

魑魅魍魎が蠢く国を1人で治めてたっていうから超実力者なのは間違いない。
コワイ顔してるけど押しつけられた嫌な仕事も休まずこなす誠実な奴でケルベロスもヒドラもタイタン族も全部コイツの命令に従って戦ったんだってさ。」



グリム「ふむふむ。実力があるのに驕らないってのはだいじなことなんだゾ。
最後に、この角が生えてるヤツは?」


あなた『誠実な人って素敵💕』
(し、死者の国の王様なの?、なら、私も黄泉の国に連れていってもらえるのかな?、)


エース(オレも今日から誠実なキャラになろっかな、いや、なるわ←)
「魔の山に住む茨の魔女。
高貴で優雅、そして魔法と呪いの腕はこの7人の中でもピカイチ!
雷雲を操って嵐を起こしたり、国中を茨で覆い尽くしたり、とにかく魔法のスケールが超デカイ。巨大なドラゴンにも変身できたんだってさー。」


グリム「おぉ~、ドラゴン! 全モンスターの憧れだゾ!」


ど、どらごんって何だろう。


エース「クールだよな~
どっかの狸とは違って、」


あなた『え、?』
























~To Be Continued~
全然投稿しなくてすみません
(_ _(--;(_ _(--;
勉強が忙しくて💦
今回も読んでくれてありがとうございます!
もし、誤字、脱字などがありましたらお知らせください!!
それではっまた!

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