第2話

愛してるゲーム
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2022/01/12 13:33
チェヨンside




チェヨン「あのさ~ミナ…。」



ミナ「ん?」




私はゴクリと唾を飲んでミナの顔を見た。




ミナ「何そんな顔してんの(笑)どうしたの言ってごらん?」




今はあなたが出かけてていないし言っちゃお…!




チェヨン「愛してるゲームしない…?(笑)」



ミナ「何それ?」




愛してるゲーム知らない人なんているんだ(笑)




私は愛してるゲームについて軽く説明した。




お互いに愛してるって言い合って照れた方の負け。




ミナ「いいけど私、チェヨンに勝つ自信しかないよ?(笑)」



チェヨン「いやいや!私が勝つのっ!」




と言って始まった愛してるゲーム。




ミナ「じゃあ私からいくね?」



チェヨン「うん、いいよ!」




と言って待っていると突然ミナから胸ぐらを掴まれて
顔と顔の距離が一気に縮まる。




チェヨン「ちょ、えっ…!?」




鼻なんかぶつかっちゃって。




ミナ「愛してる…チェヨン。」




なんてこんな至近距離で、
しかもトロンとした瞳で言われらもう…。




なんで私の恋人はこんなにもかっこいいんだろう。




チェヨン「タ、タイム…!」




私は顔が驚くほどのスピードで熱くなって
すぐにミナから離れた。




ミナ「ほらね?(笑)私の勝ち~!」



チェヨン「負けました…。」




そうやって笑うミナには一生叶わないなと思った。




ミナ「じゃあチェヨンやってみてよ!それで私が照れたらチェヨンの勝ちにしてあげるから。」



チェヨン「え?」




ミナside




ふふっ(笑)




予想通りチェヨンはすぐに顔を真っ赤にして照れちゃった。




私はこのゲームを説明してもらった瞬間に
勝てると確信した。




だってこの子、私のこと大好きなんだもん。




せっかくだからチェヨンにもやってみてと言ってみた。




でもあんまり期待してないけど(笑)




どこか子どもっぽいチェヨンだから
私をドキドキさせるなんて100年早い。




まあそんなとこも好きなんだけどね…?(笑)




チェヨン「わ、分かった…。」



ミナ「楽しみだな~(笑)」




なんて余裕をかましてた。




チェヨンだからかわいい系で攻めるのかな?




それとも案外真剣な顔して
ストレートに言ったりするのかな?




なんて思ってた時、




チェヨン「あ、その前にそのカーテン汚れてない?」



ミナ「え?」




この前掃除したはずなんだけどな。




なんて思いながら立ち上がる。




ドンッ




ミナ「…!?」



チェヨン「ミナ…世界で1番愛してるよ…?」




こ、これ俗に言う壁ドン。




しかもチェヨンは顎クイまでして私にその言葉を言った。




ミナ「て、照れてないからね…!」




チェヨンの顔はあまりにも真剣すぎて、
私は完全に照れてる。




だけど強がって、照れてないと言ってしまった。




チェヨン「私の負けか~…。」




と落ち込むチェヨンに心の中で謝る。




ほんとはチェヨンの勝ちだよ…。




なんて言えないけど(笑)




あなた「あのさ…2人とも何してんの…?」



ミナ「へ…!?あなた!?」



チェヨン「帰ってきてたの…!?」



あなた「まあここ家だし私に気にせずイチャイチャしてどうぞ(笑)」




恥ずかしい~…。




あなた「あ、ちなみにチェヨン。」



チェヨン「ん?」



あなた「この勝負チェヨンの勝ちだと思うよ。」



チェヨン「え?どういうこと…?」



ミナ「バカ…!あなた!」




あなたはニヤッと笑ってこっちを見てきた。




チェヨンはその言葉の意味を理解したのか、驚いた顔で




チェヨン「もしかしてミナ照れてたの!?」




なんて言ってきた。




ミナ「し、知らな~い…!」




と返したもののチェヨンはもう喜びまくってる。




あなたのやつ…許さん(笑)




てかあなたはいつから見てたの…?(笑)



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