第92話

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2020/11/23 06:26
あなたside
じゅり
じゅり
あなた起きて
You
You
ん…樹…くん?
病院から家に帰る途中で
いつの間にか寝てしまったらしく
樹くんが起こしてくれた
ほくと
ほくと
早く行くぞ
どうやら着いたらしく
車を降りると目の前にはなんだか久々の家。
いざとなると結構緊張する……
You
You
…ッ
じゅり
じゅり
あなた?
You
You
…ごめん…ちょっと緊張しちゃって……
((グイ
You
You
ッ!?ちょ…北斗さん?
ほくと
ほくと
怖いならこうしてれば安心できるだろ
少しよろけながらも
私の手を握ってくれた。

絶対自分の声が真っ赤なのはわかるけど
同じくらい北斗さんの顔が赤いのがわかって
私の為に頑張ってくれてるんだなって
You
You
ありがとうございます……
ほくと
ほくと
…ん。

あれ?……何か忘れてるような…
You
You
あッ!
ほくと
ほくと
あ。
「「樹(くん)ッ」」
じゅり
じゅり
お前ら忘れんな‪w
とだけ言うと
樹くんは北斗さんになにかを耳打ちして
((ちゃんと聞こえない耳打ちで
↑すいません…by京本
玄関を開けて先に入ってしまった
ほくと
ほくと
…俺らも行こ
そう言って引っ張る北斗さんは
次は少し不機嫌な顔だった。

樹くん…何言ったんだろう。
開けっ放しの玄関に入ると

4人が立っていた
ゆーご
ゆーご
北斗もう大丈夫?
ほくと
ほくと
うん。これからしばらく
仕事出れないけど
しんたろー
しんたろー
それはいーよ
身体早く治してまた体力つけよ!
ほくと
ほくと
ん、ありがと
北斗さんが少し質問攻め
されて、少し落ち着いたら皆が私に視線を移した
SixTONES
SixTONES
おかえり。あなた
皆が微笑んでそう言ってくれて、

やっぱり私の居場所は、

帰る場所はここにあるってわかった。


































You
You
ただいまッ






溢れそうな涙を堪えて

震えてしまいそうな声を抑えて

精一杯の声でそう言った
__皆…ただいま

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