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第8話

山田一郎 8話
男の人はビニール袋からロープを出すと、男の腕を縛り始めた。
なんでロープなんか持ってんだろ…。
あなた

あの…

山田一郎
山田一郎
ん?どうした?
ロープを括りながらこっちを振り向く。
器用だな…。
あなた

あっ、ありがとうございました…

とりあえず声をかけたはいいけど、何も思いつかなくてとりあえずお礼を言った。
山田一郎
山田一郎
あぁ、気にしなくていいぜ!
ニカッと笑ってストーカーの首の後ろを掴んで道端に持っていく。
ずっとそれを見てると、こっちを向いて駆け寄って来た。
山田一郎
山田一郎
そんなことより、お前大丈夫か?怪我は?
あなた

ないと思いま…

返答しようとして足がズキッと痛む。
あなた

痛っ

見ると、ふくらはぎに擦り傷がついていた。
多分、腰を抜かしたとき。
山田一郎
山田一郎
ああ、足怪我してんじゃねぇか!
大変だとばかりに慌て始める。
あなた

や…大丈夫です…このくらい…

山田一郎
山田一郎
大丈夫じゃねえよ!
ビニール袋から絆創膏を取り出して貼ろうとする。
山田一郎
山田一郎
チッ…サイズ合わねぇな…
ボソボソなにか言っている。
あのビニール袋、何でも入ってるな…。
そんなことを考えながらボーっとしていると、男の人の手が頬を包み込んだ。
山田一郎
山田一郎
顔…怪我してる…
あなた

えっ?

確かに、言われてみれば痛いかもしれない。
あなた

あの人の爪が掠ったのかな…

そう言うと、頬をぐっと拭われた。