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第132話

観音坂独歩 1話
ピ、とエレベーターのボタンを押す。
あなた

え、1階にあるの…

34階の資料室から資料を持って降りようとしていた私は
はぁ…とため息を付く。
ムズムズと待っている間、ずっと壁の数字を凝視していた。
???
あの、
突然、後ろから声をかけられて振り返る。
あなた

はい?

観音坂独歩
観音坂独歩
これ、下いくやつですか…?
いかにもくたびれた様子の社員がダンボールを持って立っていた。
あなた

そうですよ、まだ全然来そうにないですけどね

指すように壁の数字を見ると、
あなた

は!?

その数字は14で止まっていた。
観音坂独歩
観音坂独歩
うわ、誰かやってますね…
あなた

そうですよね…14階は…

あなた

開発部か…

観音坂独歩
観音坂独歩
ああ、どうりで…
二人してため息をつく。
商品開発部のエレベーターはなんせ長い。
上の階の会議室までデモの商品を載せて運ぶからだ。
私は持っていた資料の山をドサッと床に置いた。
あなた

全然来ないじゃん!

やけになって叫ぶ。
観音坂独歩
観音坂独歩
ははは
隣から、笑い声が聞こえた。