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第82話

飴村乱数 10話
飴村乱数
飴村乱数
最初はただの誤魔化しだったんだ。でもね…
『君にはモデルの才能がある…!』
そう言われたのを今でも覚えている。
ユニクロとかの、やっすい服を着てたかだか5m歩いただけなのに。



周りの人に称賛された。
あなた

モデルの才能とか…今でもわからないですけど

飴村乱数
飴村乱数
あなたちゃんは本当にすごい
飴村さんは手を天井にかざす。
飴村乱数
飴村乱数
どんな服でも、あなたちゃんが着て、歩いてるのを見るとキラキラして見える。皆が…
あなた

皆が着たいと思う…ですか

何回も聞いたその言葉を続ける。
飴村さんは私を見て笑った。
飴村乱数
飴村乱数
だからね、僕的にはモデル、続けてほしいんだ
あなた

………

膝の上で拳を握る。
あなた

でも…

飴村乱数
飴村乱数
分かってる
飴村さんは私の足元に屈んだ。
飴村乱数
飴村乱数
夢は諦めたくない、でしょ?
コクリと頷く私の瞳には、涙が浮かんでいた。
飴村さんはポケットから折り畳まれた紙を取り出した。